今年も頑張りまーす。

昨年末から始まったギャラリー枝香庵さんでのグループ展「Xmas &はじめ展」が昨日で無事終了。

搬出時に作家の原太一さんに会ったので、近くのギャラリーを少し回ってから一杯飲みに行った。


最近の僕の関心ごとは日本語話者と英語話者の世界の捉え方の違いとそこからくるアート作品への捉え方の違い、社会問題や政治をアートにしたヨーゼフ・ボイス、多様なギャラリーと僕自身の多様性についてなどでそれらの事を色々と話しまくった。

原太一さんはアートの未来や世界の未来に関心があるようでそのことについても色々話した。


誰かに話したかった事をほとんど吐き出せて頭の中がスッキリした。とても楽しかった。


ゆっくり色々考えたいし勉強もしたいのだが展覧会は待ってはくれない。

もうすでに昨年ぐらいの予定が入ってしまい、今年も制作地獄だが地獄のほうが性に合っているのでこのまま突き進もうと思う。


そして今年は今まで以上にやり込もうと思っている。


現在は5月にある銅版画工房のグループ展用の作品と来月の香港でのグループ展用の作品を制作中。

どちらも小作品2点だが徹底的にやってやろうと思っている。

手を加え過ぎてもいけないし、足りな過ぎてもいけない、意識と無意識のあいだに深く入り込む日々。

・・何だか変な事を言ってんなと思うのだが言葉にしようとするとこんな感じになってしまう。


それと昨年末から福岡のギャラリーレコルテさんで未発表作2点を含んだ新作数点を取り扱って頂いてます。

是非ご覧下さい。

http://store.g-recolte.com/takuma-nishiya/


それともう一つ、今月末から銀座のかわべ美術さんでも作品を取り扱って頂くことになりました。未発表の新作も1点あります。

お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さい。


かわべ美術

104-0061 東京都中央区銀座4-13-3

ACN HIGASHIGINZA BLDG 2F

Tel/Fax 03-3542-3988


さて、そろそろ作品作りま~す。



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今年最後で来年最初の展示です。

明日12/23から銀座のギャラリー枝香庵でグループ展が始まります。

僕は「這い上がる」と「未知との遭遇」という新作2点を発表します。

年末年始の何かと慌ただしい時期ですが、どうぞよろしくお願い致します。

ギャラリー枝香庵
「Xmas & はじめ展」
2017年12月23日(土)~1月19日(金)11時30分~19時(日曜、最終日は17時まで)

12月28日~1月5日1月11日、12日は休廊です。

初日の23日(土)17時からドリンクパーティーがあるので是非ご来場ください。


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諦めの悪い男

先日居酒屋で食べた青唐辛子入りの生カツオの和え物がとても美味しかった。

そのうち家で真似しようと思っていたらスーパーで美味しそうな生カツオを発見した。

これは作るしかないと思いカツオをカゴに入れた。

そして野菜売り場に戻り青唐辛子を探した。

しかしシシトウしか置いていなかった。

どうしようかしばらく迷ったが、青唐入り生カツオが諦められず別のスーパーに行くことにした。


でもそこにも青唐辛子はなかった。

ますます青唐が欲しくなり、三軒目のスーパーへ。

しかし願いは叶わず。

どうしても青唐を手に入れたくなってしまい、四軒目のスーパーへ。

薄々無いような気がしていたが、やっぱりなくてガッカリ。

そしてこうなったら駅の反対側まで行ってやろうという気になってしまった。

気合を入れて五軒目のスーパーへ。

ちっきしょー!

そして最後六軒目のスーパーへ。

今日は多分無理だと半分諦めていたのだがついに青唐辛子と出会えた。思わず小さくガッツポーズ。


小さく切ったカツオに1ミリぐらいの厚さに切った青唐辛子、小ねぎ、白ゴマ、ごま油で和えて生姜醤油で食べるだけ。料理ってほどのことでもないのだがお店のメニューを再現出来て良かった。


ちなみにこの青唐話は先週の金曜日の話。


今日はグループ展の搬入2日前だというのにまだ作品制作。

今回は小作品2点だけの展示だが1点は未発表の新作を出したいと思って作業していた。

しかし一昨日の土曜日にその目処がついたらなんだかもう1点も未発表の新作にしたくなってしまった。

青唐探しなんてしてる場合じゃなかったとぶつくさ言いながら作品制作。


僕は欲望を抑えるのが苦手だ。

そしてとにかく諦めが悪い(>_<)/


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師走

今年の展示も全て終わり残る仕事は福岡のギャラリーレコルテさんに送ることになっている作品だけとなった。

そしてそれも先ほど終わり後は乾かすだけ。

明日からは来年の個展用の作品と銅版画の作品に取り掛かる予定・・だった。


見知らぬ電話番号からの着信に普段は出ないのだが、たまたま出たらギャラリー枝香庵さんからで「グループ展の事でまだお返事頂いていないのですが・・」と言われた。

コレクターさんからの紹介でグループ展のお誘いが来ることは知っていたのだが、全然連絡がこなかったので来年のことかなと思っていた。


しかしもう連絡済みとのことだった。

メールでも郵便でも届いてないことを伝えたところ、先方がメールアドレスを間違えていた事が分かった。


展示は1223日からでもうすぐだが小作品2点だけだったので参加させて頂くことにした。

しかし小作品2点だけと言っても搬入や案内状送ったりとなんだかんだで結構時間が必要になる。

おまけに来週はLAで展示したメンバーの飲み会があり幹事みたいなこともやっている。


あるものだけで展示すればいい話なのだが、1点ぐらいは未発表のものを出したいという欲求が腹の底から湧いて来る。

あまり時間はないがやるしかない。


あー今年も長いなー。


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写真を撮られるのが苦手

パスポート用の写真を撮りに写真屋に行った。

カメラマンは女性で背の高い人だった。

僕より高い感じだったので180cmはあったかな。


僕は例によって自分の目のデカさを気にしていた。

7割ぐらいの目の見開きで行こうと思った。


カメラマンの女性がカメラをのぞきこんだ。

そしてその瞬間、両足をバッと左右に開いた。

低い椅子に座っている僕を立ってる人が撮るのだから、安定の為にもそうするのは分かるのだが、勢いの良い開きっぷりが面白くなってしまった。

スカートに黒いタイツでサンダルを履いてガバッと開かれた足が気になって仕方なかった。


そして「顔傾けて」「アゴ引いて」「そのまま目をしっかり開いて!」の「目をしっかり開いて」で完全に笑いのツボに入ってしまった。


笑いを堪える為に腹に力を入れたら、本当にしっかり目を開いてしまった。

シャッターを切った直後に「見開き過ぎです」と一言。

そして2枚目。

ガバッと足が開いた瞬間にまた目が開いてしまった。

でも「顔傾けて」「アゴ引いて」の時に目の見開きを7割ぐらいに戻した。

すると「そのままの姿勢で」と言いながらカメラマンが足を開いたまま「すり足」でカメラごと少し近付いてきた。

また面白くなってしまって目が開いてしまった。


そして3枚目。

無になろう、空になろうと頑張った。

でも足が開くと目が開く。


僕の前に撮ってもらっていた女の子はすぐ終わったのに・・。

地獄だった。


最後にもう一枚撮ってもらう事に。

目の見開きは5割の感覚にした。

笑いと見開きを必死に堪えた。


画像チェックの時にもう一枚撮るか聞かれたが最後が一番マシだったし、もう笑いに堪えることが出来ないと思ったので諦めた。


笑いに耐えてる写真のパスポートを10年使おうと思った。

それとデジカメって便利だなと思った。





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よくある話

描きたいのに何を描きたいのか分からない。

食べたいのに何を食べたいのか分からない。

見たいのに何を見たいのか分からない。

本の読み方を忘れた。

鉛筆の使い方を忘れた。

仕事を忘れた。

眠り方を忘れた。

ポキン、カキン、ズキン、トントン。

ポキン、カキン、ズキン、トントン。

ポキン、カキン、トン?

頭からキノコが生えた。

眼から釘がこぼれ落ちた。

右耳からビュッと墨が吹きでた。

胴体がパンダになった。

腕がクラゲになり、
足は910×15×30mmにカットされ1本380円で売られた。


・・・もう少し書きたいところだが、
これ以上何を書きたいか分からないので、
この辺で失礼。

では。

ん?

あっ。

・・やっぱり忘れた。


















異次元カフェ

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game is over


少年は部屋でゲームをしていた。

始め方と遊び方は知っていたが、
少年はゲームの止め方を知らなかった。

隣でゲームをしている母親にそれを尋ねようと思ったが、母親が夢中になってる姿を見ると自分ももっとやらねばと思った。

母親も始め方と遊び方は知っていたが、
ゲームの止め方を知らなかった。

隣でゲームをしている夫にそれを尋ねようと思ったが、夫が夢中になってる姿を見ると自分ももっとやらねばと思った。

夫も始め方と遊び方は知っていたが、
ゲームの止め方を知らなかった。

隣りでゲームをしている妻か息子にそれを尋ねようと思ったが、妻子が夢中になってる姿を見ると自分ももっとやらねばと思った。

数日経ち最初に父親が、続いて母親が、
最後に少年が倒れ、そのまま死んだ。

死ぬまで夢中になれることってなかなか無いものです。


おしまい。






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見切り発車

あの男は見えているようで、
あまり見えていなかった。

あまり見えてはいなかったが、
見えていたことは事実だ。

見えているようで、あまり見えていなかったが、
見えていた。

どれぐらい見えていたかというと、
壁にあいた画鋲の穴ぐらい。
壁にあいた画鋲の穴が見えていたということは、
やはりあの男にはかなり見えていたのだ。

ここまで書いてはみたものの、
僕にはこの先がさっぱり見えなくなった。


おしまい






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日没

ある朝のこと、

夜遅くまで遊んでいたニワトリが寝坊をして太陽に怒られました。


「いつまで寝ているんだニワトリさん。

コケコッコーときみが鳴かなきゃ、一日が始まらないよ。

もっとしっかりしたまえ。」


注意されたことに腹を立てたニワトリは、

太陽に向かって自分のウンコを投げつけました。


それからニワトリはプリプリ怒って散歩へ出かけました。


ところで、投げつけたウンコは、太陽までは届きませんでした。


民家の屋根でウトウトしていたネコの額に落ちました。


「にゃあー!誰だ僕の額にウンコを落とした奴は!」


ネコはあたりを見回したけれど誰もいませんでした。

怒ったネコは太陽の仕業だと勘違いし、太陽に向かって額のウンコを投げつけました。


そのウンコも、やはり太陽までは届きませんでした。


それは木の実を取ろうとしていたサルの上に落ちました。


「ウキッ!もう少しで木の実が取れたのに、僕にウンコを落とした奴はだれだ!」


サルはあたりを見回したけれど誰もいませんでした。

怒ったサルは太陽の仕業だと勘違いし、太陽に向かってそのウンコを投げつけました。


しかしそれも太陽までは届きませんでした。


そして、草原を走っていたチーターの上に落ちました。


「ガオッ!気持ちよく走っていた僕にウンコを落とした奴はだれだ!」


チーターはあたりを見回したけれど誰もいませんでした。

怒ったチーターは太陽の仕業だと勘違いし、

そのウンコをしっぽを使って「びゅん」と太陽に向かって投げつけました。


やっぱりそれも太陽までは届かず、水浴びをしていたゾウの上に落ちました。


「パオーーン!体をきれいに洗ったばかりの僕にウンコを落とした奴はだれだ!」


ゾウはあたりを見回したけれど誰もいませんでした。


怒ったゾウは太陽の仕業だと勘違いし、

長い鼻を使ってウンコを太陽めがけ「ぶんっ」と投げつけました。



投げたウンコはぐんぐん飛んでいきました。


でもやっぱり太陽までは届きませんでした。


そして、プリプリ怒って散歩をしていたニワトリの上に落ちました。


「コケーッ!白くてきれいな僕にウンコを落とした奴はだれだ!なんて嫌な奴だ!」


ニワトリはあたりを見回しましたが、誰もいませんでした。


そして太陽のウンコだと思いました。


それと同時に太陽も自分と同じように嫌な思いをしたのだと気がつきました。


ニワトリは素直に謝ることにしました。


「太陽さん、ごめんなさい。」


太陽がニコリと笑いました。



おしまい。



・・・ここで終われば「天に唾する」とか「因果応報」のお話となるのだろうが、時は21世紀。

なかなかそうはいかないのだ。


話は少し遡る。


プリプリ怒って散歩をしていたニワトリは、

自動販売機の下にドクロマークが描かれた小さな袋を見つけました。


突いて破ってみると白い粉が出てきました。

小腹が減っていたニワトリは迷わず食べてみました。


すると今まで味わったことのない気分の良さでテンションMAX。

一気に力が漲ってくる気がしました。



と、そこにウンコが落ちてきました。


「コケーッ!白くてきれいな僕にウンコを落とした奴はだれだ!なんて嫌な奴だ!」


ニワトリはあたりを見回しましたが、誰もいませんでした。


しかし力は漲っていたので、とりあえず走り出しました。


すると遠くにキリンを発見しました。


あいつならここまでウンコを飛ばせるに違いないと思ったニワトリは、

キリンめがけて突進しました。


そして自慢のくちばしで、キリンのふくらはぎをブスリとやりました。


あまりの痛さにキリンは激しく暴れ出しました。


すると、キリンの長い首は激しく暴れたせいでさらに長くなりました。


キリンの首はぐんぐん伸びて、水浴びをしていたゾウの土手っ腹に一撃を加えました。


しかしキリンの首はまだ伸びます。


そして、走っていたチーターの腰に一撃。


まだまだキリンの首は伸びます。


そしてサルが登っていた木をなぎ倒し、ネコがいた民家の屋根を破壊しました。


まだまだまだキリンの首は伸びます。


ずーっと、ずーっと、ずーっと伸びてキリンの首は太陽まで届きました。


そして太陽に頭を乗せたところでキリンは力尽きました。


するとキリンの重みで太陽はどんどん沈み始め、ついには夜に飲み込まれました。



月が顔を出した時、ニワトリは「コケコッコー!」と鳴きました。

 

 

 

 

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