極小作品制作

お世話になってるギャラリーララ東京さんが、今月長野県の松本市に新しくギャラリーをオープンすることになった。
そのお披露目の時に手のひらに収まるぐらいの極小作品で展覧会をするので参加しませんかとアーティストでありキュレーターでもあるキオ・グリフィスさんから先日声をかけて頂いた。
二週間ぐらいしか時間がなかったが企画が面白そうだったので参加することにした。
詳しい内容はまだ聞いてないのだが、極小作品であることは確かなので勝手に昨日から作り始めてしまった。
他にも作業があるので今日で終わらせることにした。
何点飾れるのか知らないが、作業が楽しかったので9点作った。
展覧会の内容にもバッチリ合ってると思うし見せるのが楽しみだ。

さて、もう3時だし寝なきゃ。
頭が冴えてしまって寝付けなそうだが・・・。

では、おやすみなさい。


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制作、CD探し、そしてアートナイト

今日の午前中は10月の個展に向けての作品制作。

この一ヶ月ぐらい土曜日は銅版画の作業をしていたので、個展用の作品の進みが遅く少し焦る。

焦ると言いながら今日は夕方から六本木アートナイトへ行く予定。

六本木の街を舞台にアートを楽しもうというイベントで、

美術館やギャラリーだけでなく商業施設や街なかでもアートを見ることが出来ます。

明日27日までやっているので興味のある方は是非。

僕は今回アートナイトで作品の発表はないので、

お世話になってるHideharu Fukasaku GalleryとGallery LaLa Tokyoとその他少し回る予定。

 

Gallery LaLa Tokyoではキオ・グリフィスさんが企画したNobuo Anzai「遊牧画家」展と

16時からDangerous Grooves・Beta3というレコードを聴きながら

アートや音楽、社会について語るというイベントが開催されます。

音楽はたいして詳しくないが面白そうなので参加してみることにした。

キューバの作家さんが来るのでキューバのレコードがある人は持ってきてくれと言われたが、

持ってないのでインドの民族楽器シタールのカセットテープと宗教音楽のCDでも持って行こうと

思っていた。

しかし驚いたことにこのブログを書き始めた時に1枚だけアフロ・キューバンというジャズの

CDを持っていることを思い出した。

(普段ジャズを聴かないのでなぜそれを買ったのかは分からないが・・)

 

今からCD探して、もう少し制作して、日本酒を買って六本木に行きます。

では!

 

グループ展終わってしまいました

告知をしようと思っていたのにさっさとやらないから

銅夢版画工房によるシロタ画廊での「第18回銅夢版画展」先週の土曜日で終了してしまいました。

 

去年始めたばかりの僕が銅版画のグループ展に参加して大丈夫なのか少し不安でしたが、

壁に飾った時なかなか良い感じになっていると思えたし、お客様にも喜んで頂けたので良かったです。

指導して下さった先生方に感謝です。(・・若い時から素直に人の意見を聞くことが出来ていればとたまに思う)

 

そして今回68名120点の作品を見たことでとても刺激を受けました。

人の良いところをどんどん取り込んでより良い作品を作りたい。

次回はじっくり徹底的にやってやろう。

 

 

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もともともと

来月にある第18回銅夢版画展という銅夢版画工房のグループ展にエッチング作品2点を出品する。

なので最近はそれを中心に制作を進めている。

銅版画のグループ展は初めてだし、会場は版画で有名なシロタ画廊ということなので結構ドキドキしている。

おまけに2点のうちの1点を先々週失敗した(調子に乗って腐蝕しまくっていたら画面が真っ黒くなり過ぎてしまったのだ。そこからでも立て直すことは出来るかも知れないが今の自分には技術的にも時間的にも難しいと判断し、そして先生にも判断された。)ので初めからやり直すことにした。


最初は同じ絵で再びと思ったが、仕上がりのイメージをより強く持ってみるとそもそも構図に無理があるような気がしてきたので結局ゼロから始めることにした。

デューラーの画集と北斎漫画を見ながら手を動かし、良いアイデアが出るのを待っていた。

出来れば先週中に出て欲しかったが、今日になってようやく良いアイデアが浮かんだ。

見せたいものをしっかり見せた上で、残された時間内にギリギリ間に合うぐらいの描き込み量のもので、自分が納得出来るもの。に何とかなりそうだ。

桜満開の中ジメジメと暗い作業部屋にこもっていた甲斐があったというものだ。

テンションが上がる。

上手くできるか楽しみだ。


「失敗は成功のもと」

誰が言った言葉かは知らないがとても素敵な言葉だ。

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参加する面白さ

昨日は仕事終わりに銀座と六本木の画廊を数軒回ってから横浜のBankART Studio NYKで開催されたNeo Fluxusのハプニング・パフォーマンスを見に行った。


ギター、ベースにパーカッション、映像とラジオそして時を刻むパフォーマー。

開演し音が鳴り始めると「?」と「!」と「⁉︎」で会場は独特な雰囲気になった。


見ている時は音の中に自分がポツンと存在している感覚だった。

それが自ら参加し音を生み出すことで音が自分の内にあるのか外にあるのか分からなくなった。


自分が音になったようで不思議な気分になった。

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よくある話

描きたいのに何を描きたいのか分からない。

食べたいのに何を食べたいのか分からない。

見たいのに何を見たいのか分からない。

本の読み方を忘れた。

鉛筆の使い方を忘れた。

仕事を忘れた。

眠り方を忘れた。

ポキン、カキン、ズキン、トントン。

ポキン、カキン、ズキン、トントン。

ポキン、カキン、トン?

頭からキノコが生えた。

眼から釘がこぼれ落ちた。

右耳からビュッと墨が吹きでた。

胴体がパンダになった。

腕がクラゲになり、
足は910×15×30mmにカットされ1本380円で売られた。


・・・もう少し書きたいところだが、
これ以上何を書きたいか分からないので、
この辺で失礼。

では。

ん?

あっ。

・・やっぱり忘れた。


















異次元カフェ

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game is over


少年は部屋でゲームをしていた。

始め方と遊び方は知っていたが、
少年はゲームの止め方を知らなかった。

隣でゲームをしている母親にそれを尋ねようと思ったが、母親が夢中になってる姿を見ると自分ももっとやらねばと思った。

母親も始め方と遊び方は知っていたが、
ゲームの止め方を知らなかった。

隣でゲームをしている夫にそれを尋ねようと思ったが、夫が夢中になってる姿を見ると自分ももっとやらねばと思った。

夫も始め方と遊び方は知っていたが、
ゲームの止め方を知らなかった。

隣りでゲームをしている妻か息子にそれを尋ねようと思ったが、妻子が夢中になってる姿を見ると自分ももっとやらねばと思った。

数日経ち最初に父親が、続いて母親が、
最後に少年が倒れ、そのまま死んだ。

死ぬまで夢中になれることってなかなか無いものです。


おしまい。






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見切り発車

あの男は見えているようで、
あまり見えていなかった。

あまり見えてはいなかったが、
見えていたことは事実だ。

見えているようで、あまり見えていなかったが、
見えていた。

どれぐらい見えていたかというと、
壁にあいた画鋲の穴ぐらい。
壁にあいた画鋲の穴が見えていたということは、
やはりあの男にはかなり見えていたのだ。

ここまで書いてはみたものの、
僕にはこの先がさっぱり見えなくなった。


おしまい






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日没

ある朝のこと、

夜遅くまで遊んでいたニワトリが寝坊をして太陽に怒られました。


「いつまで寝ているんだニワトリさん。

コケコッコーときみが鳴かなきゃ、一日が始まらないよ。

もっとしっかりしたまえ。」


注意されたことに腹を立てたニワトリは、

太陽に向かって自分のウンコを投げつけました。


それからニワトリはプリプリ怒って散歩へ出かけました。


ところで、投げつけたウンコは、太陽までは届きませんでした。


民家の屋根でウトウトしていたネコの額に落ちました。


「にゃあー!誰だ僕の額にウンコを落とした奴は!」


ネコはあたりを見回したけれど誰もいませんでした。

怒ったネコは太陽の仕業だと勘違いし、太陽に向かって額のウンコを投げつけました。


そのウンコも、やはり太陽までは届きませんでした。


それは木の実を取ろうとしていたサルの上に落ちました。


「ウキッ!もう少しで木の実が取れたのに、僕にウンコを落とした奴はだれだ!」


サルはあたりを見回したけれど誰もいませんでした。

怒ったサルは太陽の仕業だと勘違いし、太陽に向かってそのウンコを投げつけました。


しかしそれも太陽までは届きませんでした。


そして、草原を走っていたチーターの上に落ちました。


「ガオッ!気持ちよく走っていた僕にウンコを落とした奴はだれだ!」


チーターはあたりを見回したけれど誰もいませんでした。

怒ったチーターは太陽の仕業だと勘違いし、

そのウンコをしっぽを使って「びゅん」と太陽に向かって投げつけました。


やっぱりそれも太陽までは届かず、水浴びをしていたゾウの上に落ちました。


「パオーーン!体をきれいに洗ったばかりの僕にウンコを落とした奴はだれだ!」


ゾウはあたりを見回したけれど誰もいませんでした。


怒ったゾウは太陽の仕業だと勘違いし、

長い鼻を使ってウンコを太陽めがけ「ぶんっ」と投げつけました。



投げたウンコはぐんぐん飛んでいきました。


でもやっぱり太陽までは届きませんでした。


そして、プリプリ怒って散歩をしていたニワトリの上に落ちました。


「コケーッ!白くてきれいな僕にウンコを落とした奴はだれだ!なんて嫌な奴だ!」


ニワトリはあたりを見回しましたが、誰もいませんでした。


そして太陽のウンコだと思いました。


それと同時に太陽も自分と同じように嫌な思いをしたのだと気がつきました。


ニワトリは素直に謝ることにしました。


「太陽さん、ごめんなさい。」


太陽がニコリと笑いました。



おしまい。



・・・ここで終われば「天に唾する」とか「因果応報」のお話となるのだろうが、時は21世紀。

なかなかそうはいかないのだ。


話は少し遡る。


プリプリ怒って散歩をしていたニワトリは、

自動販売機の下にドクロマークが描かれた小さな袋を見つけました。


突いて破ってみると白い粉が出てきました。

小腹が減っていたニワトリは迷わず食べてみました。


すると今まで味わったことのない気分の良さでテンションMAX。

一気に力が漲ってくる気がしました。



と、そこにウンコが落ちてきました。


「コケーッ!白くてきれいな僕にウンコを落とした奴はだれだ!なんて嫌な奴だ!」


ニワトリはあたりを見回しましたが、誰もいませんでした。


しかし力は漲っていたので、とりあえず走り出しました。


すると遠くにキリンを発見しました。


あいつならここまでウンコを飛ばせるに違いないと思ったニワトリは、

キリンめがけて突進しました。


そして自慢のくちばしで、キリンのふくらはぎをブスリとやりました。


あまりの痛さにキリンは激しく暴れ出しました。


すると、キリンの長い首は激しく暴れたせいでさらに長くなりました。


キリンの首はぐんぐん伸びて、水浴びをしていたゾウの土手っ腹に一撃を加えました。


しかしキリンの首はまだ伸びます。


そして、走っていたチーターの腰に一撃。


まだまだキリンの首は伸びます。


そしてサルが登っていた木をなぎ倒し、ネコがいた民家の屋根を破壊しました。


まだまだまだキリンの首は伸びます。


ずーっと、ずーっと、ずーっと伸びてキリンの首は太陽まで届きました。


そして太陽に頭を乗せたところでキリンは力尽きました。


するとキリンの重みで太陽はどんどん沈み始め、ついには夜に飲み込まれました。



月が顔を出した時、ニワトリは「コケコッコー!」と鳴きました。

 

 

 

 

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