展覧会のお知らせ

来週から個展が始まります!

あとちょっとだけ作業が残っているけど何とか面白い展覧会が開けそうです。

今回の個展ではサボテンをモチーフに自分を表現しました。

「醜と美」が一体となった不思議な世界を楽しんで頂けたら幸いです。

 

TAKUMA NISHIYA

西谷 拓磨展 —Cactus(カクタス)—

 

2018年10月1日(月)〜10月13日(土) ※日祝休廊

11:00〜19:00(最終日17:00まで)

 

Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi

〒106-0032 東京都港区六本木7-8-9 深作眼科ビル1F・B1

TEL 03-5786-1505 

E-mail hfg@fukasaku.jp

HP http://www.f-e-i.jp

 

 

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自分に必要な事をやる

3ヶ月ぐらい前のはなし。
メルヴィルの「白鯨」(新潮文庫)を読んで上巻の真ん中辺りで2度目の挫折をした。
大量の鯨学、捕鯨学うんちくと聖書からの引用やメタファーにやられてしまったのだ。
どんな話か分からないままだったので読破したいと思っていたら、岩波文庫版なら読みやすいと教えてもらい読み始めた。
とても読み進めやすかった。
これなら最後まで行けると思った。

しかし中巻を読み終えたところであることに気が付いた。
読み進めることは出来るがメルヴィルの鯨に対する知識や情熱が凄いということぐらいしか僕の心には残るものがないということに。

2ヶ月ぐらいかけて二冊読んだが、
1年に何冊ぐらいの本を読めるか考えてみたら下巻を読む時間がもったいないと思ってしまった。

なので下巻は拒否する事にした。
今の僕にこの本は必要無かった。(後に必要になるかも知れないが

挫折するとヘコむけど、今回はこちらから拒否したので清々しかった。

白鯨を途中までだが読んで良かったことは聖書への興味がより強くなったことだ。
僕自身は神様はいるかもしれないし、いないかもしれないというどちらでもない立場が正しいと考えているが、西洋の絵画や文化、考え方をより深く知るには聖書を読まないといけないと以前から思っていた。

ということで最近聖書についての本を何冊か読んだ。
世界の見え方が少しずつ変わってきてなんだか面白い。
そのうち聖書にも挑戦する予定。



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正直者は馬鹿を見ない

「正直者が馬鹿を見る」という言葉がある。

しかし真の正直者は馬鹿を見た(損をした)と思う事はないはずだ
損得を考えてからでは正直ということにはならないからだ。正直を装った者が自分の予想外の結果になった時に馬鹿を見たと思うことが出来るのだ。

ちなみに損得を考えるのが正直な人間だというならば、
考えた末に馬鹿を見たのだから馬鹿なのだろう。

真の正直者でありたい。
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極小作品制作

お世話になってるギャラリーララ東京さんが、今月長野県の松本市に新しくギャラリーをオープンすることになった。
そのお披露目の時に手のひらに収まるぐらいの極小作品で展覧会をするので参加しませんかとアーティストでありキュレーターでもあるキオ・グリフィスさんから先日声をかけて頂いた。
二週間ぐらいしか時間がなかったが企画が面白そうだったので参加することにした。
詳しい内容はまだ聞いてないのだが、極小作品であることは確かなので勝手に昨日から作り始めてしまった。
他にも作業があるので今日で終わらせることにした。
何点飾れるのか知らないが、作業が楽しかったので9点作った。
展覧会の内容にもバッチリ合ってると思うし見せるのが楽しみだ。

さて、もう3時だし寝なきゃ。
頭が冴えてしまって寝付けなそうだが・・・。

では、おやすみなさい。


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制作、CD探し、そしてアートナイト

今日の午前中は10月の個展に向けての作品制作。

この一ヶ月ぐらい土曜日は銅版画の作業をしていたので、個展用の作品の進みが遅く少し焦る。

焦ると言いながら今日は夕方から六本木アートナイトへ行く予定。

六本木の街を舞台にアートを楽しもうというイベントで、

美術館やギャラリーだけでなく商業施設や街なかでもアートを見ることが出来ます。

明日27日までやっているので興味のある方は是非。

僕は今回アートナイトで作品の発表はないので、

お世話になってるHideharu Fukasaku GalleryとGallery LaLa Tokyoとその他少し回る予定。

 

Gallery LaLa Tokyoではキオ・グリフィスさんが企画したNobuo Anzai「遊牧画家」展と

16時からDangerous Grooves・Beta3というレコードを聴きながら

アートや音楽、社会について語るというイベントが開催されます。

音楽はたいして詳しくないが面白そうなので参加してみることにした。

キューバの作家さんが来るのでキューバのレコードがある人は持ってきてくれと言われたが、

持ってないのでインドの民族楽器シタールのカセットテープと宗教音楽のCDでも持って行こうと

思っていた。

しかし驚いたことにこのブログを書き始めた時に1枚だけアフロ・キューバンというジャズの

CDを持っていることを思い出した。

(普段ジャズを聴かないのでなぜそれを買ったのかは分からないが・・)

 

今からCD探して、もう少し制作して、日本酒を買って六本木に行きます。

では!

 

よくある話

描きたいのに何を描きたいのか分からない。

食べたいのに何を食べたいのか分からない。

見たいのに何を見たいのか分からない。

本の読み方を忘れた。

鉛筆の使い方を忘れた。

仕事を忘れた。

眠り方を忘れた。

ポキン、カキン、ズキン、トントン。

ポキン、カキン、ズキン、トントン。

ポキン、カキン、トン?

頭からキノコが生えた。

眼から釘がこぼれ落ちた。

右耳からビュッと墨が吹きでた。

胴体がパンダになった。

腕がクラゲになり、
足は910×15×30mmにカットされ1本380円で売られた。


・・・もう少し書きたいところだが、
これ以上何を書きたいか分からないので、
この辺で失礼。

では。

ん?

あっ。

・・やっぱり忘れた。


















異次元カフェ

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game is over


少年は部屋でゲームをしていた。

始め方と遊び方は知っていたが、
少年はゲームの止め方を知らなかった。

隣でゲームをしている母親にそれを尋ねようと思ったが、母親が夢中になってる姿を見ると自分ももっとやらねばと思った。

母親も始め方と遊び方は知っていたが、
ゲームの止め方を知らなかった。

隣でゲームをしている夫にそれを尋ねようと思ったが、夫が夢中になってる姿を見ると自分ももっとやらねばと思った。

夫も始め方と遊び方は知っていたが、
ゲームの止め方を知らなかった。

隣りでゲームをしている妻か息子にそれを尋ねようと思ったが、妻子が夢中になってる姿を見ると自分ももっとやらねばと思った。

数日経ち最初に父親が、続いて母親が、
最後に少年が倒れ、そのまま死んだ。

死ぬまで夢中になれることってなかなか無いものです。


おしまい。






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見切り発車

あの男は見えているようで、
あまり見えていなかった。

あまり見えてはいなかったが、
見えていたことは事実だ。

見えているようで、あまり見えていなかったが、
見えていた。

どれぐらい見えていたかというと、
壁にあいた画鋲の穴ぐらい。
壁にあいた画鋲の穴が見えていたということは、
やはりあの男にはかなり見えていたのだ。

ここまで書いてはみたものの、
僕にはこの先がさっぱり見えなくなった。


おしまい






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日没

ある朝のこと、

夜遅くまで遊んでいたニワトリが寝坊をして太陽に怒られました。


「いつまで寝ているんだニワトリさん。

コケコッコーときみが鳴かなきゃ、一日が始まらないよ。

もっとしっかりしたまえ。」


注意されたことに腹を立てたニワトリは、

太陽に向かって自分のウンコを投げつけました。


それからニワトリはプリプリ怒って散歩へ出かけました。


ところで、投げつけたウンコは、太陽までは届きませんでした。


民家の屋根でウトウトしていたネコの額に落ちました。


「にゃあー!誰だ僕の額にウンコを落とした奴は!」


ネコはあたりを見回したけれど誰もいませんでした。

怒ったネコは太陽の仕業だと勘違いし、太陽に向かって額のウンコを投げつけました。


そのウンコも、やはり太陽までは届きませんでした。


それは木の実を取ろうとしていたサルの上に落ちました。


「ウキッ!もう少しで木の実が取れたのに、僕にウンコを落とした奴はだれだ!」


サルはあたりを見回したけれど誰もいませんでした。

怒ったサルは太陽の仕業だと勘違いし、太陽に向かってそのウンコを投げつけました。


しかしそれも太陽までは届きませんでした。


そして、草原を走っていたチーターの上に落ちました。


「ガオッ!気持ちよく走っていた僕にウンコを落とした奴はだれだ!」


チーターはあたりを見回したけれど誰もいませんでした。

怒ったチーターは太陽の仕業だと勘違いし、

そのウンコをしっぽを使って「びゅん」と太陽に向かって投げつけました。


やっぱりそれも太陽までは届かず、水浴びをしていたゾウの上に落ちました。


「パオーーン!体をきれいに洗ったばかりの僕にウンコを落とした奴はだれだ!」


ゾウはあたりを見回したけれど誰もいませんでした。


怒ったゾウは太陽の仕業だと勘違いし、

長い鼻を使ってウンコを太陽めがけ「ぶんっ」と投げつけました。



投げたウンコはぐんぐん飛んでいきました。


でもやっぱり太陽までは届きませんでした。


そして、プリプリ怒って散歩をしていたニワトリの上に落ちました。


「コケーッ!白くてきれいな僕にウンコを落とした奴はだれだ!なんて嫌な奴だ!」


ニワトリはあたりを見回しましたが、誰もいませんでした。


そして太陽のウンコだと思いました。


それと同時に太陽も自分と同じように嫌な思いをしたのだと気がつきました。


ニワトリは素直に謝ることにしました。


「太陽さん、ごめんなさい。」


太陽がニコリと笑いました。



おしまい。



・・・ここで終われば「天に唾する」とか「因果応報」のお話となるのだろうが、時は21世紀。

なかなかそうはいかないのだ。


話は少し遡る。


プリプリ怒って散歩をしていたニワトリは、

自動販売機の下にドクロマークが描かれた小さな袋を見つけました。


突いて破ってみると白い粉が出てきました。

小腹が減っていたニワトリは迷わず食べてみました。


すると今まで味わったことのない気分の良さでテンションMAX。

一気に力が漲ってくる気がしました。



と、そこにウンコが落ちてきました。


「コケーッ!白くてきれいな僕にウンコを落とした奴はだれだ!なんて嫌な奴だ!」


ニワトリはあたりを見回しましたが、誰もいませんでした。


しかし力は漲っていたので、とりあえず走り出しました。


すると遠くにキリンを発見しました。


あいつならここまでウンコを飛ばせるに違いないと思ったニワトリは、

キリンめがけて突進しました。


そして自慢のくちばしで、キリンのふくらはぎをブスリとやりました。


あまりの痛さにキリンは激しく暴れ出しました。


すると、キリンの長い首は激しく暴れたせいでさらに長くなりました。


キリンの首はぐんぐん伸びて、水浴びをしていたゾウの土手っ腹に一撃を加えました。


しかしキリンの首はまだ伸びます。


そして、走っていたチーターの腰に一撃。


まだまだキリンの首は伸びます。


そしてサルが登っていた木をなぎ倒し、ネコがいた民家の屋根を破壊しました。


まだまだまだキリンの首は伸びます。


ずーっと、ずーっと、ずーっと伸びてキリンの首は太陽まで届きました。


そして太陽に頭を乗せたところでキリンは力尽きました。


するとキリンの重みで太陽はどんどん沈み始め、ついには夜に飲み込まれました。



月が顔を出した時、ニワトリは「コケコッコー!」と鳴きました。

 

 

 

 

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