終わり始まる

「西谷拓磨のあいだ展」無事に終了しました。

色々な方に見て頂き嬉しく思います。
今回の展示では初挑戦したことが色々とありどんな感じになるのか少しドキドキでしたが、
お客様の反応を見ると楽しんで頂けたようで挑戦して良かったです。
これからもどんどん挑戦して行こうと思います。(ちなみにもう次の個展のアイデアは出ていて早く取りかかりたくてうずうずしてます)
そして明日からは銀座の「かわべ美術」でグループ展「ARTE(アルテ)の会」が始まります。
来年の干支である戌をモチーフにした作品の展示です。
僕はミニチュアダックス、柴犬、トイプードルの作品3点を出品します。
お時間ある方は是非!
「第6回ARTE(アルテ)の会」
2017年11月11日(土)〜17日(金)無休
12時〜18時
かわべ美術
〒104-0061
東京都中央区銀座4-13-3
ANC HIGASHIGINZA BLDG 2F
tel 03-3542-3988
続きを読む 0 コメント

三連休中日

三連休中日の昨日は朝から昼頃まで作品制作。
それから高尾山薬王院に行ってきた。
今年の1月にも行ったのだが、受け付け時間に間に合わず御朱印を頂けなかったので再チャレンジしたのだ。
僕は御朱印の事しか考えておらず今が行楽シーズンであるという事をすっかり忘れていたので、高尾山口駅に着いたとき登山客の多さに驚いた。
そして今回も御朱印を頂けないかもと少し焦った。リフトで途中まで登りそこからは少し早歩きで薬王院を目指した。
時間ギリギリになってしまったが御朱印は頂けた。その繊細かつ大胆で見事な字を見る度についニヤけてしまう。
むかし白隠や仙厓などの禅僧は布教のために親しみやすい禅画を民衆に配っていた。頂いた人達はとても喜んだらしいが、なんだかその気持ちが分かる気がする。

下山はリフトの時間が過ぎていたのでケーブルカーで。人が多くて40〜50分待った。少し雨も降り寒かった。
でもまぁ楽しい1日だった。

そして今日は昨日おみくじで凶を引き、
「悦び事はありません。」
「待人は来ません。」
「争い事は負です。」
「新規の事は見合わせです。」
などなど全否定を喰らったので大人しく作業場にこもって1日中作品制作の予定。
まぁもうそれだけですでに悦び事なのだが。

では。
0 コメント

文化の日

先日ギャラリーレコルテさんから取り扱い出来る作品ありますかと尋ねられた際、新作を作らせて下さいと言ってしまったので昨日は朝からその作業に取りかかった。
手もとにあるものだけでも良かったのだが、新しいものを今現在をつい見せたくなってしまうのだ。
14時半頃まで作業しそれから横浜トリエンナーレを見に行ってきた。
自分が一番印象に残ったのはタチアナ・トゥルヴェの新しい家の形のインスタレーション。
内と外を同時に感じさせることでその隔たりを打ち消す展示空間にすっかり魅せられてしまった。
それとマウリツィオ・カテランの作品「スペルミニ」と「無題」が良かった。
消えたい自分と生き延びようとする自分から現れる自分が胸に突き刺さった。

他にも面白い作品が沢山あり色々書きたいが、描きたいほうが上回るのでこの辺で終わりにします。
横浜トリエンナーレは11月5日まで。
お時間ある方は是非。

こんな感じの文化の日だった。


0 コメント

あいだのあいだに2

(先ほどの続き)
仕事場から20分ほど歩いて「かわべ美術」に作品を搬入。
かわべさんに作品3点お渡しして説明を少々。
そして横浜で開催中の個展の話も少々。
もう少しお話ししたいなと思ったが「会場に行ったほうがいいよ。早く早く」とかわべさん。
ということで3分ほどでお暇させて頂いた。

色々な方に応援されて嬉しく思う。

これから横浜行って来まーす!

0 コメント

あいだのあいだに

個展の最中だが今日は夕方にグループ展用の作品3点を「かわべ美術」に搬入に行く。

かわべさんとは日本画の作家さんからの紹介で昨年からお世話になっている。

主に日本画の作品を取り扱っている中でアクリル画の僕も参加させて頂きとても感謝している。

僕は独学でやってきたこともあるし、画廊のオーナーさんから学ぶことをとても大切にしている。そして色々なタイプのオーナーさんと出会うことで作品も僕自身も強くなって行くと考えている。

独特なオーナーさんと出会うことはとても楽しみなのである。どのオーナーさんからどのようなことを学んでいるかは自分が勝手に学んでいる事なのでここで書くことは控える。

でも独特のオーナーさんから共通して学べることは書いてしまってもいいだろう。

それは「人として」と「頭を使いなさい」ということ。

特に僕のように調子に乗りやすいタイプの人間にはとても大切なことなのだ。

さて、話が長くなってしまったが今日僕が作品を持って行く「かわべさん」はプレッシャーのかけ方がとても上手い。

お会いする度、そしてメールでやり取りする度に優しく丁寧な言葉の最後には必ず「いい作品」というフレーズが付いてくる。

「いい作品持って来てよ。」

「いい作品待ってます。」

「いい作品楽しみにしてます。」

とこういう具合だ。

先日搬入の件でメールした際には最後に

「いい作品を  待ってます」

と「を」のあとにスペース。

その空白に恐ろしいプレッシャーを感じた。

そして僕はもちろん「いい作品を  持って行きます!」と返信した。

今日の夕方かわべさんの反応が楽しみだ。(少し恐いけど)

作品の搬入後は個展の会場に行く予定。

そして今日は閉廊後にLAの展示の時にご一緒した写真家のJun Ishikuraさんと飲みに行く予定。

junさんは世界の鍛冶屋さんの写真を撮っている。

作品がすごくカッコいい。(一応本人もと言っておこう)

http://moonmaker.sakura.ne.jp/moonmaker/

滞在先では必ずバー巡りするらしい。

バーでの出会いが面白いのだそうだ。

今日は横浜のバーを教えてもらう予定。

楽しみだ。


0 コメント

よくある話

描きたいのに何を描きたいのか分からない。

食べたいのに何を食べたいのか分からない。

見たいのに何を見たいのか分からない。

本の読み方を忘れた。

鉛筆の使い方を忘れた。

仕事を忘れた。

眠り方を忘れた。

ポキン、カキン、ズキン、トントン。

ポキン、カキン、ズキン、トントン。

ポキン、カキン、トン?

頭からキノコが生えた。

眼から釘がこぼれ落ちた。

右耳からビュッと墨が吹きでた。

胴体がパンダになった。

腕がクラゲになり、
足は910×15×30mmにカットされ1本380円で売られた。


・・・もう少し書きたいところだが、
これ以上何を書きたいか分からないので、
この辺で失礼。

では。

ん?

あっ。

・・やっぱり忘れた。


















異次元カフェ

0 コメント

game is over


少年は部屋でゲームをしていた。

始め方と遊び方は知っていたが、
少年はゲームの止め方を知らなかった。

隣でゲームをしている母親にそれを尋ねようと思ったが、母親が夢中になってる姿を見ると自分ももっとやらねばと思った。

母親も始め方と遊び方は知っていたが、
ゲームの止め方を知らなかった。

隣でゲームをしている夫にそれを尋ねようと思ったが、夫が夢中になってる姿を見ると自分ももっとやらねばと思った。

夫も始め方と遊び方は知っていたが、
ゲームの止め方を知らなかった。

隣りでゲームをしている妻か息子にそれを尋ねようと思ったが、妻子が夢中になってる姿を見ると自分ももっとやらねばと思った。

数日経ち最初に父親が、続いて母親が、
最後に少年が倒れ、そのまま死んだ。

死ぬまで夢中になれることってなかなか無いものです。


おしまい。






0 コメント

見切り発車

あの男は見えているようで、
あまり見えていなかった。

あまり見えてはいなかったが、
見えていたことは事実だ。

見えているようで、あまり見えていなかったが、
見えていた。

どれぐらい見えていたかというと、
壁にあいた画鋲の穴ぐらい。
壁にあいた画鋲の穴が見えていたということは、
やはりあの男にはかなり見えていたのだ。

ここまで書いてはみたものの、
僕にはこの先がさっぱり見えなくなった。


おしまい






0 コメント

日没

ある朝のこと、

夜遅くまで遊んでいたニワトリが寝坊をして太陽に怒られました。


「いつまで寝ているんだニワトリさん。

コケコッコーときみが鳴かなきゃ、一日が始まらないよ。

もっとしっかりしたまえ。」


注意されたことに腹を立てたニワトリは、

太陽に向かって自分のウンコを投げつけました。


それからニワトリはプリプリ怒って散歩へ出かけました。


ところで、投げつけたウンコは、太陽までは届きませんでした。


民家の屋根でウトウトしていたネコの額に落ちました。


「にゃあー!誰だ僕の額にウンコを落とした奴は!」


ネコはあたりを見回したけれど誰もいませんでした。

怒ったネコは太陽の仕業だと勘違いし、太陽に向かって額のウンコを投げつけました。


そのウンコも、やはり太陽までは届きませんでした。


それは木の実を取ろうとしていたサルの上に落ちました。


「ウキッ!もう少しで木の実が取れたのに、僕にウンコを落とした奴はだれだ!」


サルはあたりを見回したけれど誰もいませんでした。

怒ったサルは太陽の仕業だと勘違いし、太陽に向かってそのウンコを投げつけました。


しかしそれも太陽までは届きませんでした。


そして、草原を走っていたチーターの上に落ちました。


「ガオッ!気持ちよく走っていた僕にウンコを落とした奴はだれだ!」


チーターはあたりを見回したけれど誰もいませんでした。

怒ったチーターは太陽の仕業だと勘違いし、

そのウンコをしっぽを使って「びゅん」と太陽に向かって投げつけました。


やっぱりそれも太陽までは届かず、水浴びをしていたゾウの上に落ちました。


「パオーーン!体をきれいに洗ったばかりの僕にウンコを落とした奴はだれだ!」


ゾウはあたりを見回したけれど誰もいませんでした。


怒ったゾウは太陽の仕業だと勘違いし、

長い鼻を使ってウンコを太陽めがけ「ぶんっ」と投げつけました。



投げたウンコはぐんぐん飛んでいきました。


でもやっぱり太陽までは届きませんでした。


そして、プリプリ怒って散歩をしていたニワトリの上に落ちました。


「コケーッ!白くてきれいな僕にウンコを落とした奴はだれだ!なんて嫌な奴だ!」


ニワトリはあたりを見回しましたが、誰もいませんでした。


そして太陽のウンコだと思いました。


それと同時に太陽も自分と同じように嫌な思いをしたのだと気がつきました。


ニワトリは素直に謝ることにしました。


「太陽さん、ごめんなさい。」


太陽がニコリと笑いました。



おしまい。



・・・ここで終われば「天に唾する」とか「因果応報」のお話となるのだろうが、時は21世紀。

なかなかそうはいかないのだ。


話は少し遡る。


プリプリ怒って散歩をしていたニワトリは、

自動販売機の下にドクロマークが描かれた小さな袋を見つけました。


突いて破ってみると白い粉が出てきました。

小腹が減っていたニワトリは迷わず食べてみました。


すると今まで味わったことのない気分の良さでテンションMAX。

一気に力が漲ってくる気がしました。



と、そこにウンコが落ちてきました。


「コケーッ!白くてきれいな僕にウンコを落とした奴はだれだ!なんて嫌な奴だ!」


ニワトリはあたりを見回しましたが、誰もいませんでした。


しかし力は漲っていたので、とりあえず走り出しました。


すると遠くにキリンを発見しました。


あいつならここまでウンコを飛ばせるに違いないと思ったニワトリは、

キリンめがけて突進しました。


そして自慢のくちばしで、キリンのふくらはぎをブスリとやりました。


あまりの痛さにキリンは激しく暴れ出しました。


すると、キリンの長い首は激しく暴れたせいでさらに長くなりました。


キリンの首はぐんぐん伸びて、水浴びをしていたゾウの土手っ腹に一撃を加えました。


しかしキリンの首はまだ伸びます。


そして、走っていたチーターの腰に一撃。


まだまだキリンの首は伸びます。


そしてサルが登っていた木をなぎ倒し、ネコがいた民家の屋根を破壊しました。


まだまだまだキリンの首は伸びます。


ずーっと、ずーっと、ずーっと伸びてキリンの首は太陽まで届きました。


そして太陽に頭を乗せたところでキリンは力尽きました。


するとキリンの重みで太陽はどんどん沈み始め、ついには夜に飲み込まれました。



月が顔を出した時、ニワトリは「コケコッコー!」と鳴きました。

 

 

 

 

0 コメント