始まりはいつももじゃもじゃ

少し前までは、まさか自分がブログなんぞ始めるとは思っていなかった。

心の中を覗かれることほど僕には恥ずかしいことはないのだ。

人前でケツでもさらすほうがよっぽど楽だ。

アーティストとして作品を発表し続けて10年以上経つが、

発表の度に恥ずかしさで逃げ出したくなる。

 

作品はその時の自分自身であり、心そのものだから。

 

そもそもアーティストって肩書自体も照れくさい。

だから名乗る時は、

「アーティストですけど、なにか?」というそっけない態度か

「一応絵描いてます。」なんていう控えめすぎる態度か

「え~っと、その~」とあたふたするかのどれかだ。

もちろん、どれも気に食わない。

その上たまに先生なんて呼ばれたりするから、こっぱずかしくてたまらない。

 

ただ、僕はとんでもなく自己顕示欲が強いのだ。

これにはほとほと参っているが、そう生まれてきちゃったんだから仕方がない。

考えに考えてグルグルと回り続けると、

ある時スイッチが入るのだ。

「行っちゃえ!!」って。

 

そうして今日からこのブログを始めた。

 

はぁブログ一発目からおかしな文章を書いてしまった。

まっ、たわ言なんで。

もじゃもじゃから始まると僕はとっても気が楽なんだ。