7月25日 アーティスト イン レジデンス 26日目

とても長い一日だった。

 

昨日は午前1時過ぎまでギャラリーで飲んでた。
ゲストハウスに戻り次第、荷造り。
そして今日は7時起床。
今日ゲストハウスを出ることになっていた。

残り1週間近くはホテル暮らし。

 

9時から近くの小学校で小学生たちと交流会。
風車を一緒に作ることに。
楽しかったけど、相手が1、2年生なので僕らが行く必要が

本当にあったのかは少し疑問。
まぁ地域との交流という点では良かったのだろう。

授業終了後11時過ぎにギャラリーに戻った。
デリバリーの昼食を食べたあと
一時間近くかけ車でマサン市に向かった。
僕らを含めた6つのレジデンスプログラムの中間報告会のためだ。
韓国ではレジデンスプログラムがとても盛んで60件ぐらいあるらしい。
で僕らの地域で6つ。
14時から報告会が始まった。
参加者は40人ほどいたと思う。
その割には会場が狭いので、熱気で汗がだらだら。

今日は僕と橋本さんのために昌原大学に通っている日本人の井上さんに
通訳をしてもらいながら話をきいた。
最初の二人の男性の話がとにかく長かった。
レジデンスプログラムについて語っているのだが、
僕には眠りの呪文にしか聞こえなかった。
しかし隣で一生懸命、井上さんが通訳してくれてるので眠るわけにはいかない。
1時間半、暑さと睡魔のダブル攻撃で意識は朦朧としていた。

 

休憩を挟んで今度はレジデンスプログラムのキュレーター達が
自分達の作家等を紹介した。

われらがコォンゴォンの出番だ。
彼は僕らがこの一ヶ月近く家族のように過ごしてきたことを
とても熱く語っていた。交流という点を強調していた。
本人的にはもっとうまく話したかったらしく、
スピーチのあと少し落ち込んでいたが、そんなもんケンチャナヨ(大丈夫だよ)だ。
とても楽しいスピーチだった。
そしてここのメンバーで本当に良かったなと思った。
あとは僕らの作品が面白ければいいのだ。

 

19時過ぎにマサン市から帰ってきた。
夕食はドジョウ料理の店。
今日もみんなでおいしく頂いた。

その後ホテルにチェックイン。
李さん高さん橋本さんコォンゴォンの部屋のエアコンが動かない。
これはケンチャナヨではない。


ということで明日ホテルを変えることになった。
もうこういうことにもすっかり慣れてしまった(笑)

それと今日は井上さんが来てくれたお陰で
コォンゴォンとグループ展の詳細や僕らの悩み事等を
たくさん話せたのでとてもすっきりした。

仲が良くても仕事は仕事なので、
しっかりするところはお互いしっかりしたいのだ。

 

それにしても間に人が入るだけでこんなにも楽になるのかと思った。

ひとつ点が増えることで三角になり、その結果丸くなった。
丸く収まるってやつだ。

ちなみに僕らが今いるギャラリーの名前も「MARU」

とても不思議な気がした。