映画の話

昨日書いたブログが下書きのままだった。

タイトルを入れて更新したと思ったのに・・。

 

まぁいいや。

 

今日は映画の話。

 

先日「変態小説家」という映画のDVDを借りてみた。

あっ、別にエロい映画じゃないっすよ。

 

児童書の作家が犯罪小説の作家に転身し、連続殺人鬼などを調べてるうちに

殺人鬼に追われてるような気になり、

妄想から現実と想像の世界との区別がつかなくなる話。

 

現実と想像が混ざってストーリーが進む映画は

最近だと「ライフ」があったが、

あの映画では奇麗な風景、壮大な風景の中で想像力が前向きに、

広い世界に働いていくように感じさせるから、

多くの人は見ていて悪い気がしないように思う。

 

「変態小説家」はその反対で、汚いほうに危ないほうに、

想像力が後ろ向きに、狭い世界のほうに向かっていく。

多くの人が見ていてあまりいい気がしないように思う。

個人的な感じで伝わりにくい。

 

僕は作品を作っているとき、(まぁ酒を飲み過ぎてる時もそうだけど)

あまりにのめり込む自分、熱を帯び過ぎる自分自身に

恐怖を感じたりすることがあるので、

「変態小説家」の主人公と自分を重ねやすいし、

またその滑稽な姿に笑いも誘われた。

 

そういう恐怖みたいなものを感じたことがない人には、

中途半端なコメディかサスペンスにしか見えないような気がする。

で、そういう人のほうが圧倒的に多く一般的なのではないだろうか。

 

映画を見て

「ライフ」からは勇気や自信を持つことについて、

「変態小説家」からは仕事の適性や自分を知ることについて、

そんなことも考えさせられた。

 

僕にはどっちも楽しかったです。

 

では。