銅版画道

昨日は銅夢版画工房で2回目の作業をしてきた。

前回銅版にニードルを使って3割ぐらい描いたので、今回はその続き。

 

ハガキぐらいのサイズの銅版に描いているのだが、線を引くのがとにかく気持ち良くどんどん入り込んでしまう。

髪の毛ぐらいの細さの線がすうっと引ける。

線を引く度に心の中では「ぬぅぉ〜〜っ。うひょ〜〜っ。にゅお〜〜っ。」みたいな言葉にならない言葉が交差しまくる。

楽しくなってくるので「えーい、行っちゃえ。やっちゃえ。」と簡単に下絵を無視出来るようになる。

 

絵の中では羽目を外していいのだ。

なんなら思いっきり外して変態性が出てくるぐらいのほうが面白い。

 

描き込み作業は3時間ほど続いた。

次の作業は銅版を腐蝕液に浸し、描いた部分を腐蝕させる作業。

今回は一時間ぐらい浸したほうがいいということだったが、作業が出来る時間が一時間ぐらいだったので

45分浸したところで取り出した。次回残りの15分浸す事になった。

 

腐蝕された銅版を手に乗せた時、なんだか命が吹き込まれてるような気がして感動した。

 

次回の作業が楽しみだ。