あるものないもの

昨日は銅夢版画工房で暑気払いがあった。

 

僕は作業を始めるとすぐに没頭してしまう質で普段あまり会話に参加したり出来ないので、

昨日の暑気払いは色々な方とお話が出来てとてもありがたかった。

人それぞれ自分の舞台で戦っているんだなと思ったら僕ももっと頑張らねばと思った。

 

20代の頃小さなイタリアンレストランでアルバイトをしていた時の店長さんのことを

最近よく思い出す。

その方は仕事中は鬼のように恐ろしい人で毎日みんな怒られていた。

その中で一番印象に残っているのはこんなやりとり。

 

店長「金がある奴は金を使えばいい。頭の良い奴は知恵を使えばいい。金も知恵も無い奴はどうすればいい?

金も知恵も無い奴は体を使うんだよ!」

 

僕 「はい」

 

店長「お前は金があるのか?」

 

僕 「無いです」

 

店長「知恵があるのか?」

 

僕 「無いです。(・・ちょっとはあると思うけど)」

 

店長「じゃあ体を使え!」

 

僕 「はい!」

 

作品制作で大変な時僕は金も無いし、知恵も無いし(・・ちょっとはあると思うけど)、体を使うしかねぇなと思うのだ。

 

それにしても昨日はとても楽しかった。

 

何を話したか半分ぐらい忘れてしまったけど・・

この数日毎晩記憶を失っている・・

 

もしかしたら僕はちょっとも知恵を持ち合わせていないかもしれない。

 

僕は体を使おう。

 

さて絵具乾いたかな。

 

では!