展覧会が終わって4日目

生れて間もないのに、戦地へ赴くことになったサル。

「頑張って。行ってらっしゃい。」などと

僕がそいつに話しかけていたところを見て、妻が笑っていた。

 

その少し後、戦地から戻ってきたばかりのカメレオンが、

暖かそうな場所で暮らす事になり、また笑った。

 

見えないものが見えるようになることに、

アートの、アートに関わる事の、醍醐味がある。

 

 

会期前、会期中、会期後、この展覧会を通して、

会うことが出来なかった人も含め、

様々な絆がその度合いは違うものの、より深まったように感じた。

 

しっかりと繋がっている事を実感出来ると、

その分だけ人は幸せを感じる。

 

感じ取る事も感じ取らせる事も、どちらもとても大切なことだ。

 

そんなことを今日は何度も思った。

 

あぁ〜、これだからやめられないのだ。

 

(笑)