お年賀展

本日1月7日から1月24日までフェイアートミュージアムヨコハマで開催される「新春まんぷく!お年賀展2021」に出品しております。
コロナの感染防止対策をした上で開催しています。
このような時期ではありますがアートに触れる喜びを感じて頂けたら幸いです。
是非ご高覧下さい。

展覧会の詳細はフェイアートミュージアムヨコハマのホームページをご覧下さい。



僕は年賀状サイズの作品4点と通常作品2点を展示しています。
昨年は一度も発表出来なかったので嬉しいです。
今までのペースで制作、展示は出来ませんが少しずつでもやっていきます!


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明けましておめでとうございます

昨年は2月にインフルエンザ
4月はコロナで展覧会が無くなり
9月に帯状疱疹、11月はそのおかげで個展中止とウィルスにやられまくりました。
今年は良い年にしたいなと思うけど昨年末に帯状疱疹がぶり返し再び右目が見えにくい状態になってしまい現在も治療中。
別にひどく悲観してるとかでは全然ないのだが、右目だけ風呂場にいるような感じで曇って見えるので普通に一日過ごすだけですごく疲れるし、通院の事を考えると面倒だし、思うように作品制作も出来ずイライラもする。
右目は見えないし、
コロナの終息も全然気配が見えない年始。
今年も何だか大変そうだ。
でももうこれ以上「疲れた、面倒だ、イライラする」と言うのはやめておこう。マイナスの言葉からスタートすると本当にどんどんひどくなる。

見ようとすれば見えない中にでも何か見つかる。

自分の内面や作品の中をじっくり見つめていこうと思う。

今年もよろしくお願い致します。




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自分を見たくて

脳に興味があるので脳についての本をよく購入する。

一昨日も一冊購入し読み始めていたのだが、その時にふと思った。
前々から自分の脳みそを見てみたいと思っていたけど別に病気じゃなくても見れるんじゃないかと。
なぜこんな事に気が付かなかったんだと思いながら「脳MRI」「脳ドック」などで検索したらまぁ当然沢山あった。
思い立ったが吉日「簡易脳ドック」をすぐに予約し、今日行ってきた。
人生初のMRI。
少し緊張したがワクワクが勝った。
部屋の中ではドゥーーン、ドゥーーン、ドゥーーンとリズムを刻む大きな音が鳴っていた。
そして筒状の装置に入り機械の音がウィンウィン、ギャンギャン、ピーピーと鳴り出すと改造人間にされるんじゃないかと思って面白くなり笑いが込み上げてきた。
でも顔を動かさないようにと言われていたのでなんとか我慢した。
5分過ぎたあたりで最も大きい音が鳴ることも伝えられていたのでそれを待つ事に神経を集中させた。
しかし、うるさい筒の中で時間の感覚を保つなんて全然無理な話で、音が変わる度にこれが最大音かなと思いながら待っていた。
そしてついに最大音がやってきた。
それまでと音量が全然違った。
これだと分かったが、その音はビーッ!ビーッ!ビーッ!と非常事態を知らせる様な音だった。
SF映画だったら宇宙船がぶっ壊れる前に船内に響き渡る音だ。
本当に機械が壊れたんじゃないかと少し不安になった。
MRIで気分が悪くなる人もいるというのがよく分かった。
僕は久々にアトラクションを楽しんだ気分になった。

簡易脳ドックだったので受付から待ち時間と検査の時間を入れて30分弱で済んでしまった。あとは1週間以内に検査結果と脳の画像が送られてくるのを待つだけ。
費用が2万円だったのでちょっと高いなとは思ったが、これで自分の脳と会うことが出来ると思ったらもうドキドキが止まらない。
早く自分に会いたい。
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一ヶ月後

顔に出た帯状ヘルペス(疱疹)から一ヶ月ぐらい経ちました。
傷はだいぶ消えてきたけど、目の周りに少し痛みがあります。
眉間から鼻までジンジンしていて感覚が無いし。

ぼーっと何かを見ている分には全然大丈夫だけど
集中して見ているとすぐ疲れるし痛みが出てくるという毎日。

医師には疲労をためないよう言われてるけどそれがなかなか難しい。
歩いて駅に行き電車に乗るだけで、
スーパーで買い物をするだけで、少し疲れてしまう。
何気ない日常生活でもかなり目や神経を使っていることに気付かされた。

最近少しずつ作品制作もしているのだが、
集中すると眉間が重くなってくるし、目の奥が痛くなってくる。

でも症状が良くなってきている感じはあるので、しばらくは焦らずゆっくりやって行こうと思います。

ちなみに目が一番疲れて痛くなってくるのはやはりスマホを長い時間見ている時です。
ということで今日はここまでにしておきます。
本当は先日見てきた東京国立近代美術館の「ピーター・ドイグ展」のことを書こうと思っていたんだけど何だか前置きが長くなってしまったので。

書き出すと、しゃべりだすと、酒を飲みだすと止めるのが大変。

では。



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昨日と今日

昨日朝起きると右目にかなりのモヤがかかっていた。

一昨日も少しモヤがかかっていて絵を描くのに難儀したが、
昨日の朝はモヤがすご過ぎて創作活動どころではなかった。

自分が今まで見ていた世界が先のほうに広がっていることは理解出来ているのだが、その世界の手前に白濁したフィルムが貼られ見えてるのに見えないもどかしい感じ。

目で映像を見ているのではなく目というレンズを通して脳が映像を見ているということを以前本で読み知ったのだが、それをいま身体で感じていると思ったらなんか面白かった。
しかし同時にこんなに白濁するのはヤバいかもと思い、次の検診予定日を待たずに病院へ行った。

結果を言えば大きな問題は無かった。

遅れてやってきたヘルペスによる炎症で眼圧が高くなり見えにくくなってるので眼圧が下がれば普通に見えるでしょうと言われ安心した。

とは言うものの炎症が治るまであとどれくらいかかるか分からないし、後遺症で神経痛が残る事もあるらしいし厄介な病気にかかったものだと思った。

という事で昨日は何もせずぼんやり過ごした。

今日は午前中に皮膚科。
今週3回目の病院で少しうんざり。
医師からは入院でもおかしくないレベルなんだから、この1、2週間は安静にするように、なるべくストレスを溜めないようにと伝えられた。
ストレスを溜めないようにとは禅問答のようだ。
絵を描いてもストレスは知らないうちに溜まってるし、
絵を描かなければどんどんストレスが溜まるのは知ってる。

どうしたものかと少し悩んで出した答えは
「ほどほどにやる」だ。

昔からそうなのだが好きなものを目の前にすると抑えが効かなくなってしまう。
それで何度失敗したことか。

という事で今日は15時ぐらいから5時間ほどの作品制作で終わり。

とりあえず体調が良くなるまではほどほどにやって行こうと思います。


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今日はほどほどに

朝だと気付く。
起きなきゃと思い眼鏡をかける。
時間を見ようとスマホを探す。
右目は腫れてて開けにくい。
コメカミがズキっ!
そしてその上のほうもズキっ!

今日も昨日と同じ嫌な目覚め方。クソっ!
おまけに右目は白いモヤがかかって見えた。クソっ!クソっ!
しかしやりたい事が色々あったので気にしない事にした。
とはいえ汚れたレンズの眼鏡をかけてるようでやっぱり気持ちが悪かった。

今日は昼前に郵便局に行き作品を送った。
お世話になってる福岡のギャラリーに額装を依頼したのだ。

昼飯はコンビニ弁当でさっと済ませた。
それから作品制作に取り掛かった。
6時間ほど作業した。
 モヤのせいでやりにくくて仕方なかったが、
じっくり作業をしたのが1週間ぶりぐらいだったので喜びのほうが勝った。

夕飯も数日ぶりに手作りした。
鶏そぼろと卵の二色丼。
食後にノンアルコールビールを一本飲んだ。

22時頃に何が原因か知らないけれど、モヤが取れて視界がクリアになった。
出来れば作業中にそうなって欲しかった。
でもまぁ取れただけ良かったという事で。

では。
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絶好調が一転

前回のブログで絶好調と書いたのだが、それが一転したお話です。
今回のブログは1週間分がまとめられたものなので、
すみませんがかなり長いです。



先週の日曜日から右こめかみに偏頭痛が少し出るようになった。それと右目が少し痛いというかしみる感じがした。
でも偏頭痛はたまにあったし、目の痛みもドライアイの上にコンタクトを長時間つける日が多いので、いつもの事だとあまり気にしなかった。
偏頭痛と目の痛みはそれから月火水と続いた。

水曜日の夜、目の痛みが4日間も続くのは初めてだし充血が少しひどくなってきたので、目薬をさして貼るタイプの眼帯を付けて寝ることにした。

木曜日の朝、頭と眼球の痛みで目が覚めた。
眼帯を取ると右目はかなり充血していた。
おまけに眼帯でかぶれたのか眉間の右側に水膨れのようなものがポツポツあった。
これは病院で薬をもらわないとダメだと思い眼科に行った。

しかしその眼科では原因が分からなかった。
近くの総合病院に行くよう勧められ紹介状と目薬の処方箋を貰った。
でも紹介された総合病院の受付締め切りは午前11時まで。
処方箋をもらった時点で11時だったのでその日に診てもらう事は無理だった。
それならしょうがないとすんなり眼科を後にしたが、
やっぱり目はしみるし頭は痛い。
歩いて帰る途中だんだんと聞かなかった僕も悪いけど他の病院も教えてくれよと思うようになり腹が立ってきた。
僕は頭の中に怒りと痛みを抱えて帰宅した。

たった2種類の目薬でこの頭と眼球の痛みを取るのは難しいだろうと思いながらも、一縷の望みに賭けてみようと思った。

予想通り賭けは失敗に終わった。

その夜から痛みが側頭部、頭頂部、眼球と色々動き出し全然治まらなくなった。
おまけに水膨れの数もどんどん増えていった。
でも不思議とそれらの症状は全て顔の右側にしか出なかった。
バットマンに登場するトゥーフェイスみたいに僕の顔は右と左で別人のようになっていた。

そして次の日の金曜日、総合病院の眼科で診察室の椅子に座った瞬間、医師から「それヘルペスだね」と言われた。
ヘルペスという言葉は聞いた事があったが、
知識がなくて口やチンコに出来る水膨れだと思っていたのでビックリした。

ヘルペス(疱疹)には単純疱疹と帯状疱疹があるらしいのだが、僕のは帯状疱疹(帯状ヘルペス)だと言われた。
帯状ヘルペスとは神経節に隠れていた幼い頃にかかった水ぼうそうのウイルスの生き残りが活性化し悪さをすることらしい。
僕の帯状ヘルペスはこめかみ辺りにある脳神経の三叉神経に潜んでいたのだ。
僕は日頃の多量飲酒、睡眠不足、ストレスや疲れによってヘルペス野郎ども呼び起こしてしまった。

眼科だけじゃ手に負えないので皮膚科にも通う事になった。
皮膚科では三叉神経から目にも症状が現れた人で重症の場合は失明する可能性があることも伝えられた。
激痛で顔の右半分麻痺しているような状態だったので、失明しても不思議じゃないなと思った。
それと、もしそうなったら仕事はどうなるのかなとか、
今年の個展どうしようとか、
絵は片目でもいけるけど別の表現方法を探した方がいいかなとか、銅版画は目に負担がかかりそうだからやめた方がいいかなとか、伊達政宗はどっちの目だっけなど色々な思いが頭に浮かんだ。

何はともあれ病名が分かった事で気は楽になった。
しかし初診で眼科と皮膚科にかかり病院で5時間過ごしたおかげで身体はかなり疲れた。

帰宅後、昼飯も食べてなかったし、薬も飲みたかったのですぐに食事をした。

処方された薬は、
飲み薬がメインの対ウイルス用1種類と他に3種類、それと塗り薬が1種類の全部で5種類。
これだけあればヘルペス野郎どもを退治出来るだろうとワクワクした。

一回薬を飲めば少しは楽になるかなと思っていたが甘かった。
すこーーーしも楽にならなかった。

日中の検診で疲労を溜めてしまったのか、薬を飲む前よりかなりひどくなっていった。
もはやヘルペス野郎どもとかいう規模ではなかった。
それはヘルペス軍だった。
右の側頭部、頭頂部、眼球はヘルペス軍に占拠されてしまいガンガンに痛い。
おまけに顔面は眉間にいた奴らが額へ、鼻の頭へとグジュグジュと進軍を始めた。
皮膚科の先生に鼻の頭に疱疹が出ると視神経が結構やばいんだよねとか言われていたので少し焦った。
僕は次のお薬時間20時までの4時間近くは耐え忍ぶより他にないと思った。
僕は御大将である僕、西谷拓磨と
小さい僕である神経細胞達とで立ち向かうしかないと思った。
えーーいっ!!
引くな!怯むな!押し返せ!これ以上一歩も入れるな!
と頭の中で言葉が飛び交った。
そしてたまに声として出た。

ヘルペス軍がとにかく頭に来るのは休みなく襲ってくることだ。
最初は戦国武将気取りで戦っていたが、
激痛の連続にだんだん腹が立ってきて言葉も汚くなり
戦争映画のような言葉使いになっていった。

なんとか痛みをそらそうと足つぼを思いっきり刺激したり、
足や腕を引っ叩いてみたが全く無駄だった。
ちなみに「心頭滅却すれば火もまた涼し」と座禅もしてみた。
修行経験のない僕に耐えられるはずもなく10分でギブアップ。
10分もっただけすごいなと思ったがそれをまた続けようとは思えなかった。
結局激痛に襲われた時はタオルを思いっきり絞り上げて我慢する以外方法は無かった。

そしてほんの少し期待をしながら2度目の薬を飲んだがやはり結果は同じだった。
痛み止めが全然効かないというのは本当に辛い。

3度目の薬は就寝前に対ウイルス用の1種類だけ。
寝たくても痛くてほとんど寝れず辛かった。
妻は救急車を呼ぼうか迷っていた。
僕自身もそうした方が良いのかと一瞬思ったが、
そのまま入院になりようやく動き出した展覧会が中止になるのが嫌だったし、薬もまだ1日飲んだだけなのでもう少し様子を見ることにした。

土曜日、痛さで目が覚めた。最低の目覚め。右目はだいぶ腫れてるみたいでなかなか開けられなかった。
前日3回薬を飲んだが効果はほとんど感じられなかった。
むしろヘルペス軍の攻撃先が眼球一点に絞られて地獄を味わった。
前日までは側頭部、頭頂部、眼球の3カ所を痛みが動いている感じだった。
それが眼球から動かなくなった。
10秒おきに5秒間、眼球をギューっと握り潰そうとする感じがひたすら続いた。
すごい激痛でとにかく目から別の場所に移って欲しかった。
痛みのピークだった。

我慢するより他どうする事も出来ないので、このヤロー、クソッタレと思いながらタオルを絞りあげて食事と薬の時間をひたすら待った。

そして15時の薬を飲んで少しした辺りから目の痛みが少し楽になってることに気が付いた。
薬が効き始めた事にテンションが上がった。
薬を援軍に見立てヘルペス軍が占領した場所を僕の軍が取り返すイメージをして次の薬の時間まで楽しんだ。

土曜日の夜、痛いのは痛いのだが前日より少しマシになって布団に入ることが出来た。

日曜日の朝。
痛みが更に取れてる感じがして嬉しかった。
しかし右目で見る世界には白いモヤがかかっていた。
2、3時間しても全然取れなかった。
昨日の眼球一点攻撃が原因だろうなと思ったら、なんか色々な事に対し頭に来たがすぐに諦めた。
一応他の病院も探そうと思い眼科を色々調べ始めた。
でもネットで調べても正解なんてありゃしないなと思いそれも諦めた。
妻にもこれはダメかも知れないと話した。
15時過ぎぐらいから映画が見たくなりAmazonプライム・ビデオでインセプションを久々に見た。
見終わって少ししたら右目に見える白いモヤが取れてることに気が付いた。
映画のせいで夢じゃないだろうなと一瞬疑ってしまったが、多分夢じゃないと思った。
ハッキリとモヤが取れてると言い切れないのは目の充血がひどくなり涙が出っ放しだったから。
自分で考えても無駄だから医師に任せようと思った。

そして今日月曜日。
9時から診察。
目の見え方はとりあえず大丈夫とのことだった。
でも酷い目の充血はヘルペスが角膜に感染したからか、
ドライアイによるものなのかまだ判断がつきにくいということで、
次回まで保留となった。
とりあえずドライアイ用の目薬を処方された。

もうしばらくヘルペスとの戦いは続きそうです。

それと酒を飲むようになってから初めて1週間も酒を断ちました。
身体が軽くなったというかダルさがなくなったことに驚きです。
それと2日前初めてノンアルコールビールを飲んだのだが、確かにビール感がありそれにも驚きです。

でもやっぱり早く酒が飲みたい。

あと、最後に写真を2枚載せておきます。

一枚目はトゥーフェイスの僕。
載せてる写真は症状がまだマシだった時のものです。
グジュグジュになり黄色いのが出ちゃってるのはさすがに載せるのに抵抗があったので。

二枚目は帯状ヘルペス発症直前のもの。
個展のリーフレット用に撮ったものです。結構気に入ってます。
のちにヘルペスに苦しめられることを知らずに楽しそうに制作してます。

この落差が何とも言えない。


ここまで読んで下さったかた、ありがとうございました。

そして体調管理にお気をつけ下さい。

では。



これでもだいぶマシなほうです。
これでもだいぶマシなほうです。
ボコボコになる前に撮っておいて良かった。
ボコボコになる前に撮っておいて良かった。
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無意識に意識した事を意識して無意識にした事

昨年末に引っ越してから創作活動中の集中力が急激に落ちてしまった。
以前は仕事がない日は9時間ぐらい制作に向かうのは全然普通だったし、12時間ぐらい作業する日も結構あった。
それが1、2時間ももたなくなった。机に向かうとすぐ眠くなるし、テンションもなかなか上がらなかった。
調子が良くても5、6時間ぐらいしか作業が出来なかった。
今までの人生でそういう経験は無かったのでびっくりしたし、結構悩んだ。

そして何が原因か色々考えたのだが、辿り着いたのは机の配置だった。
なぜか知らんが部屋にグレーの壁が一面あるのだが、
そのグレーの壁に向かって机があるのと
机の両隣に本棚を置いたのが原因のような気がしたのだ。
意識していなくても色々な文字や色が目に入ってきて気が散っていたのかなと。

それで机を反対側の白い壁の方に向けた。
グレーの壁と2つの本棚を背にするとすごく落ち着いた。
クローゼットがあり白い壁のほうが幅は狭いのだが、それはあまり気にならなかった。
椅子に座った瞬間に「あっ、これでもう大丈夫だ」とすぐに思った。
そして集中力が戻ってきた。ゾクゾクした。

配置を変えて3週間ぐらいになるのだが、すこぶる絶好調だ。
半年以上もモヤモヤしてたのが嘘みたい。
こんな簡単なことで解決すると思わなかった。
自分にとっては結構貴重な経験だった。

展示の予定も入ってきたのでどんどん作って行かなきゃ。

では。








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どこからどこまでが自分?

ド近眼なものでコンタクトか眼鏡が無いと生活が出来ない。
裸眼だと外に出るのも恐ろしいし、仕事をするのもほぼ不可能だ。僕はコンタクトか眼鏡がないと生きていけない。
昔「眼鏡は顔の一部です」がキャッチフレーズのテレビCMがあったが、もはやコンタクトや眼鏡は顔だけでなく自分の一部と言って良さそうだ。

服だって自分の一部と言っても良いのかもしれない。
ほとんどの人間は全裸で過ごす時間より何か着ている時間のほうが圧倒的に多いし、全裸で街に出たら捕まってしまう。
ヤドカリを想像するとき大抵の人間は貝殻に体を収めた姿を想像する。裸のヤドカリはあまり想像しない。それと同じ感じだ。

じゃあ次は体の外側から内側のことを考えてみよう。
食べ物を食べる事で人間の体は出来ている。
口に入れる前のものは僕では無いけど
口に入れたものは消化され僕の体の一部となってる。
昨日食べた焼き肉の肉は少し前まで「牛」だったけど、
昨晩から僕になった。

眼鏡、コンタクトも僕。
服も僕。
食べ物も僕。

どこからどこまでが自分なのだろう。

今朝布団の中で目を覚ましてすぐにそんな事を思った。
そして布団から出て絵を描きたいという思いと、このまま布団の中でスマホを使ってブログを書きたいという思いで迷った。
結局布団の中でゴロゴロを選びこうしてブログを書いている。
この文章は僕の頭の中で生まれたものだ。
僕の頭の中にあることを書き記したこのブログは僕の一部だろうか?

・・・ダメだ、もうそろそろ布団から出よう。無限に広がってしまう。

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久しぶりに

東京藝術大学大学美術館で開催している展覧会「あるがままのアート-人知れず表現し続ける者たち-」を見てきました。


自由に自分の世界を表現する人達の作品を見て心が揺さぶられました。

個人の内面のずっと深い所まで行ったその先は、
人間とは何かという事を感じさせる広い所に出るから不思議だ。
人間の生々しさを感じる展覧会です。

緊急事態宣言が解除されて3ヶ月ぐらいになるけど、コロナの勢いは収まらないし、暑いしで外に出かけるのが何だか面倒になってしまい展覧会も全然見ていなかったのだが、行くと色々な事を感じるし、発見もあるし、やっぱり楽しいものだなと思いました。

お時間ある方は是非。
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スパイスカレーの日

前回よりスパイスを2種類増やしてみたら、
見た目は変わらないけど味に深みが出た。
美味。
スパイスの調合が楽しい。いつも目分量で適当だけど。

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ニホンザル

「ニホンザル」 606×606mm  アクリル・他/木製パネル

2ヶ月ぐらい前に作ったものです。
同じような作品がもう一点あります。さらに増やすか考え中。
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作業机

こんな感じで日々作業してます。

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誘惑に負けて

二ヶ月前から夕食に週1のペースでカレールーを使わないスパイスカレーを作ってます。

玉ネギは血をサラサラにしてくれるっていうし、米を食べるカレーの日を休肝日にしようと思って始めた。
しかし玉ネギを飴色に炒めるまでの長い時間に一杯、
煮込んでいる間に美味しそうな匂いに負けて一杯、
そしてスパイシーな上に柔らかなチキンを食べながら一杯と結局酒を飲んでしまう。

鶏肉も最初の頃はヘルシーな胸肉を使っていたが今では皮付きのモモ肉だし、カレーのかさ増しにと野菜を少しずつ増やしてもいる。

スパイスも最初は3種類で充分だと思っていたが欲が出てきて今は8種類ほど使ってる。

誘惑に負けっぱなしだ。
でもそのおかげでカレー作りが楽しいし、カレーの味も良くなった。

これでいいのだ。
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待つ

「wait」(待つ) 410×318mm アクリル・他/木製パネル
「wait」(待つ) 410×318mm アクリル・他/木製パネル
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ワクワクゾクゾク

右脳に刺激を与えられるかなと思い今年の3月ぐらいから左手で歯磨きをしている。
初めは動かし方が全然分からなくて右手だとどう動いているのか鏡でチェックしながら磨いていた。
よく見ると普段は全然意識していなかった右手がものすごく複雑な動きをしていて驚いた。
どの指にどう力を入れるか意識し出すと頭の中がこんがらがった。
でも2ヶ月もすると結構スムーズに動くようになっていた。
新しい神経回路が繋がったと思ったら何だか嬉しくなったし、面白かった。
そして3ヶ月ぐらいした頃、試しに左手で箸を持ち弁当を食べてみたらそんなに問題なく食べることが出来て驚いた。

脳みそには可能性が眠ってると思ったら何だかワクワクしてきた。

「desire」(欲望) 120×98mm エッチング
「desire」(欲望) 120×98mm エッチング
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何か書こうと思って

久しぶりに何か書きたいと思った。
何でそう思ったのかは知っている。
チャールズ・ブコウスキーの「死をポケットに入れて」を読んだから。
ひたすら突っ走っててカッコいい。20代前半ぐらいに読んでいたら思いっきり影響を受けていたと思う。
創作活動への執着が半端ない。
長い自粛生活で刺激を受けることが少なくなったこの時期に強烈な一撃を受ける事が出来て本当良かった。
ブコウスキーよ、ありがとう!

今は彼の「パルプ」という本を読んでいるのだがこれもかなりぶっ飛んでいてすごく面白い。
さて、書きたいことはもっとあるが僕の腹の底からもどんどん創作への欲求が溢れ出してきてるのでこの辺にしておこう。

あっ、せっかく書いたついでに少し前に描いた作品を載せておきます。

では。
waver(揺れる)273×220mm アクリル・他/木製パネル
waver(揺れる)273×220mm アクリル・他/木製パネル
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ぬり絵をどうぞ

どなたでも使用できる「ぬり絵」を4点作ってみました。

無料ですので、プリントアウトしてご自由にお使い下さい!

 

Stay Home!

 

 

ダウンロード
カメレオン
ぬり絵01カメレオン
chameleon.pdf
PDFファイル 342.7 KB
ダウンロード
フクロウ
ぬり絵02フクロウ
owl.pdf
PDFファイル 321.2 KB
ダウンロード
ゴリラとネコ
ぬり絵03ゴリラとネコ
gorilla&cat.pdf
PDFファイル 279.0 KB
ダウンロード
ハリネズミ
ぬり絵04ハリネズミ
harinezumi.pdf
PDFファイル 319.8 KB
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熟成の時間

作業を一気に進めずに少し寝かせる事が数年前から増えた。

進めては寝かせ、進めては寝かせ。

まぁ寝かせるといっても1日ぐらいだけど。

最近ではアイデアも少し寝かせる事が増えた。

時間がかかるので少し焦るが寝かせるぶん閃きの回数が増えるので気持ちいい。

まぁ自分というものをあまり信用していないので、その閃き自体も疑ってかかるが。

作品の合間に別の作品を作ったり、本を読んだり、こうしてブログを書いたりしてどんどん切り替えてやって行くほうがどうもいいみたいだ。

さて、そろそろ次の作業に移ろう。

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なんだかんだで

情熱と気力が何とかしてくれる。
それとほんの少しの冷静さが(やり過ぎて破滅しない為に)。

思い切って行きましょう!
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引っ越ししました

写真は15年ほど使用していた半地下の作業部屋。


高さは180㎝ぐらいしか無かったけど広さは15畳ぐらいあったので助かったし、小窓から庭が少し見える半地下に籠っての作業は秘密基地で遊んでいるようで楽しかったです。


1ヶ月前にそこから引っ越しました。


20代後半に実家を出た時以来の引っ越し。

グループ展もあった中なんの準備もせずに部屋探しも含めて40日ぐらいで行ないました。

・・・地獄でした。


その40日間は秘密基地というより牢獄でした。

制作はなかなか進まない。

片付けても次から次へと出でくる大量の作品と画材。

床を拭いても拭いても発見してしまう絵の具の飛沫。

全部は持って行けないので泣く泣くBOOKOFFに売り飛ばす事にした300冊以上の書籍の梱包。

何も考えずにペタペタと壁に貼り付けてしまった印刷物やアイデアスケッチを剥がしている時は自分に苛立ちすら覚えました。


作業部屋の片付けだけで2週間近くかかってしまった。


作業部屋の他に部屋は3つあり、それに台所、トイレ、洗濯機を置いていたベランダ。

掃除だけでも厳しいなと思っていたのに不動産会社とトラブルがあり引っ越し3週間前に新居の変更をする事に。

おまけに頼んだゴミ処理業者に思いっ切り値段を吹っかけられる始末。


これは引っ越しするなという事なのかと何度も思いましたが、何とか無事に引っ越すことが出来ました。


これを機に一度スッキリしたいと思い、古くなった家具や家電の他に思い出の品などほとんどの荷物を処分してしまいました。


大量の物に溢れた作業部屋からミニマルな作業部屋に変わりました。

ところが望んだ形になったその部屋はなんだか他人のモノのようで落ち着きません。(まぁ賃貸なので実際他人の部屋なんだけどね)

少し迷ったのですが壁にピンをぶっ刺して作品を1つ飾る事にしました。

小さな作品なんだけどそれだけで不思議と自分の部屋になったように感じました。


絵のある生活っていいなと改めて思いました。

壁に穴を開け過ぎないように気を付けようっと。


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グループ展終了しました。

「食べるな危険」アクリル・他/木製パネル 273×220mm
「食べるな危険」アクリル・他/木製パネル 273×220mm
「見つける」 アクリル・他/木製パネル 227×158mm
「見つける」 アクリル・他/木製パネル 227×158mm
「対峙」アクリル・他/木製パネル 333×242mm
「対峙」アクリル・他/木製パネル 333×242mm
かわべ美術さんでのグループ展「第8回 ARTE(アルテ)の会」が無事に終了しました。
ご来場頂いた皆様ありがとうございました!
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グループ展始まります

「逃げるが勝ち」 273×220mm アクリル・他/木製パネル
「逃げるが勝ち」 273×220mm アクリル・他/木製パネル

来年の干支であるネズミをモチーフとした作品を展示する展覧会です。

小作品5点ほど展示する予定です。

ご高覧いただければ幸いです。


8ARTE(アルテ)の会


1111日(月)〜20日(水)

12時〜18会期中無休


かわべ美術

104-0061

東京都中央区銀座4-13-3

ACN HIGASHIGINZA BLDG 2F

Tel 03-3542-3988

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無常

ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。

淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。

世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。


最近「方丈記」のこの一節が心に浮かんでは消える事が多い。


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伊勢丹ファイナルフェスタのファイナルと僕のイラストの作り方

僕がイラストを担当させて頂いた伊勢丹府中店の最後のセールになります。

当初は伊勢丹通信というチラシの最後のイラスト面はそこまで大きくない予定でした。

そもそもイラストを使うかも決まっていませんでしたが、府中店の方々から最後も僕のイラストで行きたいというお話を頂きそれなら是非ということで引き受けました。


店長さん達からは最初の広告の打ち合わせの際、伊勢丹府中店は府中という街と共にあるという気持ちが強いので、街の中に溶け込んでいるイメージを大切にして欲しいと言われました。

人からの印象を先に聞くと影響を受けそうなので、その打ち合わせ前に伊勢丹府中店を見に行っていたのですが、僕が感じた印象と近いなと思いました。

「伊勢丹」があって「けやき通り」もある街というよりは、市民で賑わう「けやき通り」の中から「伊勢丹」が顔を出すというイメージです。

なので府中の街を舞台とした伊勢丹物語が幕を下ろす感じにしたいと思い提案したところ採用されました。

こういう感じでクライアントやデザイナーさんと共に作っていくという作業は僕にとっては新鮮でとても楽しく取り組めました。


同時期に伊勢丹相模原店さんも閉店となるのですが、そのチラシと見比べると同じ伊勢丹でもお店のカラーの違いが鮮明で面白いなと思います。

興味のある方はそちらもご覧下さい。


伊勢丹相模原店

https://my.ebook5.net/isetanmitsukoshi/sagamihara0925/


伊勢丹府中店

https://my.ebook5.net/isetanmitsukoshi/fuchu0925/



話が少し逸れました。

伊勢丹府中店の営業は今日を含めて残り5日間です。

そしてこの最後のセール中10,800円以上お買い上げの先着2000名様に僕のイラストを使用した伊勢丹府中店オリジナル小風呂敷がプレゼントされます。


この週末は府中に行って伊勢丹で買い物をし、ラグビーのパブリックビューイングで日本戦を楽しむという過ごし方はどうでしょう?


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イラストの仕事

伊勢丹府中店の「ご愛顧感謝ファイナルフェスタ」という閉店セールのメインビジュアルと伊勢丹通信という広告のイラストを担当させて頂きました。


僕は美術家として毎年自分の作品を発表していますが、イラストレーターとして仕事を引き受けた経験はわずかです。

今回の話は伊勢丹府中店20周年のお祝いセールの時に描いた絵を気に入って下さった事から頂きました。


前回は一枚絵のようなものだったので1度描き上げて終わりでしたが、今回は伊勢丹府中店の建物のイラストをメインに、第4弾まであるセールに合わせ府中の街やイベントのイメージを入れて展開していくというものでした。


今まで描いたことのないモチーフばかりだし、

クライアントがイメージするものにある程度近づけなくてはいけません。そして何よりお客様にキチンと伝わるものにしなければならないので僕が引き受けて大丈夫かなと少し悩みましたが、店長さんや従業員さん達の閉店セールへの熱い思いを聞いて是非参加させて頂きたいと思いました。


参加を決めたからにはこれは描けませんあれは描けませんなどとは言えません。

相手が望むものでありながら自分の絵として納得出来るもの。それを常に意識しました。

そして覚悟を決めて「えいっ!」と描きました。


セールは先週7月17日(水)からスタートしたのですが、

お店の方々やそのお客様達から良い反応を頂いているとのことでホッとしました。

セールそのものも絶好調ということでとても良かったです。


先日の土曜日に早速伊勢丹府中店に行って来たのですが、お店の色々なところに自分の描いたイラストがあり興奮しました。

それとメインビジュアルの前で写真を撮る人を見た時は、色々な人の思いが乗ったものなのでとても嬉しかったです。


僕はこのプロジェクトに5月下旬から参加しました。

いま第4弾のイラストを描いているので僕の仕事はそろそろ終わりを迎えていますが、セールは始まったばかりです。

このまま9月30日の最終日まで良い感じで進んで行くことを心よりお祈りしております。


伊勢丹府中店の「ご愛顧感謝ファイナルフェスタ」を皆様どうぞよろしくお願い致します!


伊勢丹府中店

https://my.ebook5.net/isetanmitsukoshi/fuchu0724/



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グループ展無事に終了しました。

西邑画廊さんでのグループ展「異形のものたち」が無事に終了しました。

会期中あまり在廊出来ませんでしたが、新しい出会いもあり良かったです。
そしてお客様や画廊のスタッフの方々、作家さん達と色々なお話が出来てとても勉強になったし楽しかったです。
今回学んだことを活かせるよう努力しようと思います。

そして展示をする度に色々な人達に支えられて活動が出来ているんだなと感謝の気持ちでいっぱいになります。
皆さまありがとうございます。

さて次の展示も迫っているし、ご注文を頂いている作品もあるのでなかなか気は休まりませんが、良い作品が出来るよう楽しく制作に向かいたいと思います。


では!

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展覧会のお知らせ

西邑画廊東京支店での展覧会「異形のものたち」に参加します。

独特の世界観を持つ五名の作家による不思議な空間を楽しんで頂けると思います。

私は小作品数点とM50号(1,167×727mm)一点を展示する予定です。

お時間ございましたら、ご高覧を賜りますようお願い申し上げます。


ー異形のものたちー

2019年3月11日(月)~24日(日)会期中無休

開廊時間 10時~18時

出品作家 

霜鳥忍/柏木菜々子/竹原美也子/山下まゆみ/西谷拓磨


西邑画廊

〒104-0028 東京都中央区八重洲2-10-5 花長ビル1階

http://nishimura-garo.com/

TEL.03-3278-1420 FAX.03-3278-1517

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今年もよろしくお願いします。

書かなきゃと思いながらも年々ブログの更新が少なくなってきている。

読んで下さってる方々すみません。


新年一発目ということで今年の目標を書こうと思います。

それはずばり「次の個展では今までとは違ったもの、違ったことを発表する」です。


動物をモチーフにした作品はもう17、8年やってきたし、技法的にはこの4、5年絵の具を盛る作業をメインに発表してきました。

次の個展ではそれらから一度離れようと思います。


絵の具を盛る作風でようやく作品が少しずつだが人に認めてもらえるようになってきたので、もったいない気もするし怖さもあるのだが、作品が上手くなってきたことや過程を上手くこなす自分がなんだか嫌になってきてしまった。


上手く形にしたい自分と思いっきりぶち壊してやりたい自分が常にいる。

こう言葉にすると上手くやる自分が「善」で、ぶち壊す自分が「悪」という感じに見えてくるから不思議だ。

そしてどちらか一方を選ばなきゃいけないような気がしてくる。(そして選ぶとすれば正しく思える善が多い。悪は間違っているように思えるし、胸も痛む。)


でも僕は「善」「悪」などどちらかを選ぶその前の段階が気になっているのだ。

身体は1つなのに上手くやりたい自分とぶち壊したい自分の2人の自分が僕の頭の中にいる。

いつだって2人の自分が会話をしてどうするかを決めているのだ。

もっと詳しく言えば上手くやりたい自分の中にも無数の僕がいて、ぶち壊したい自分の中にも無数の僕がいる。

無数の小さな僕が、2人の僕を作り、2人の僕が僕の身体という1番大きな僕を動かす。そんな気がしている。


そしてバランス良くやろうと2人の僕が結論を出した。

ぶち壊したい僕も制作がしたいのだ。


なので次の個展ではぶち壊したい僕にその機会を与えることにした。

そしてグループ展は今まで通り上手くやりたい僕に任せることに。


ということで僕は僕がやりたい事を全部やることになった。


今年も大変そうだ。

というか先月からその同時進行をはじめたので既に大変だ。

1番大きな僕は新年早々疲れているが2人の僕はとても楽しんでいる。


そして皆さま、こんなブログにお付き合い頂きありがとうございます。

本年もどうぞよろしくお願い致します。


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グループ展に参加します

作品タイトル 「上へ」

サイズ 333x242mm

アクリル・他/木製パネル

 

僕はこの作品一点ですがギャラリー枝香庵で開催される

「WINTER FESTA 2018-2019」 に出品します。

約100名による小作品の展覧会です。

絵画、立体、版画、写真など様々な作品が展示されます。

面白い作品が沢山あると思うので銀座にお越しの際はお立ち寄り下さい。

 

ギャラリー枝香庵 WINTER FESTA 2018-2019

2018年12月19日(水)~12月26日(水)

2019年1月5日(土)~1月10日(木)

11:30~19:00 ※日曜、最終日は17:00まで

 

https://echo-ann.jp

 

 

グループ展の案内

久々にブログをアップしたのでついでにグループ展の案内もしてしまおう。

11月11日(日)から「かわべ美術」でグループ展が始まります。
来年の干支(亥)をテーマにした展示です。
色々なジャンルの作家さんがいて見応えがある展示になると思います。

先月の個展終了後から猪突猛進で制作しました。
制作期間が短かったので少し焦りましたが、
逆に思いっきりやってやれという気分になれて楽しく制作できました。
お気に入りの作品達です。
3、4点の展示になりますがよろしくお願い致します。

※初日は在廊しますが後はまだ未定です。

かわべ美術
「第7回 ARTEの会」

ACN HIGASHIGINZA BLDG 2F
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個展展示風景

フェイスブックと最近始めたインスタグラムをチョコチョコ更新しているので告知等している気になり、
ホームページやブログがすっかり疎かになってしまった。

だいぶ遅くなったけど先月の個展の展示風景です!
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展覧会のお知らせ

来週から個展が始まります!

あとちょっとだけ作業が残っているけど何とか面白い展覧会が開けそうです。

今回の個展ではサボテンをモチーフに自分を表現しました。

「醜と美」が一体となった不思議な世界を楽しんで頂けたら幸いです。

 

TAKUMA NISHIYA

西谷 拓磨展 —Cactus(カクタス)—

 

2018年10月1日(月)〜10月13日(土) ※日祝休廊

11:00〜19:00(最終日17:00まで)

 

Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi

〒106-0032 東京都港区六本木7-8-9 深作眼科ビル1F・B1

TEL 03-5786-1505 

E-mail hfg@fukasaku.jp

HP http://www.f-e-i.jp

 

 

自分に必要な事をやる

3ヶ月ぐらい前のはなし。
メルヴィルの「白鯨」(新潮文庫)を読んで上巻の真ん中辺りで2度目の挫折をした。
大量の鯨学、捕鯨学うんちくと聖書からの引用やメタファーにやられてしまったのだ。
どんな話か分からないままだったので読破したいと思っていたら、岩波文庫版なら読みやすいと教えてもらい読み始めた。
とても読み進めやすかった。
これなら最後まで行けると思った。

しかし中巻を読み終えたところであることに気が付いた。
読み進めることは出来るがメルヴィルの鯨に対する知識や情熱が凄いということぐらいしか僕の心には残るものがないということに。

2ヶ月ぐらいかけて二冊読んだが、
1年に何冊ぐらいの本を読めるか考えてみたら下巻を読む時間がもったいないと思ってしまった。

なので下巻は拒否する事にした。
今の僕にこの本は必要無かった。(後に必要になるかも知れないが

挫折するとヘコむけど、今回はこちらから拒否したので清々しかった。

白鯨を途中までだが読んで良かったことは聖書への興味がより強くなったことだ。
僕自身は神様はいるかもしれないし、いないかもしれないというどちらでもない立場が正しいと考えているが、西洋の絵画や文化、考え方をより深く知るには聖書を読まないといけないと以前から思っていた。

ということで最近聖書についての本を何冊か読んだ。
世界の見え方が少しずつ変わってきてなんだか面白い。
そのうち聖書にも挑戦する予定。



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正直者は馬鹿を見ない

「正直者が馬鹿を見る」という言葉がある。

しかし真の正直者は馬鹿を見た(損をした)と思う事はないはずだ
損得を考えてからでは正直ということにはならないからだ。正直を装った者が自分の予想外の結果になった時に馬鹿を見たと思うことが出来るのだ。

ちなみに損得を考えるのが正直な人間だというならば、
考えた末に馬鹿を見たのだから馬鹿なのだろう。

真の正直者でありたい。
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極小作品制作

お世話になってるギャラリーララ東京さんが、今月長野県の松本市に新しくギャラリーをオープンすることになった。
そのお披露目の時に手のひらに収まるぐらいの極小作品で展覧会をするので参加しませんかとアーティストでありキュレーターでもあるキオ・グリフィスさんから先日声をかけて頂いた。
二週間ぐらいしか時間がなかったが企画が面白そうだったので参加することにした。
詳しい内容はまだ聞いてないのだが、極小作品であることは確かなので勝手に昨日から作り始めてしまった。
他にも作業があるので今日で終わらせることにした。
何点飾れるのか知らないが、作業が楽しかったので9点作った。
展覧会の内容にもバッチリ合ってると思うし見せるのが楽しみだ。

さて、もう3時だし寝なきゃ。
頭が冴えてしまって寝付けなそうだが・・・。

では、おやすみなさい。


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制作、CD探し、そしてアートナイト

今日の午前中は10月の個展に向けての作品制作。

この一ヶ月ぐらい土曜日は銅版画の作業をしていたので、個展用の作品の進みが遅く少し焦る。

焦ると言いながら今日は夕方から六本木アートナイトへ行く予定。

六本木の街を舞台にアートを楽しもうというイベントで、

美術館やギャラリーだけでなく商業施設や街なかでもアートを見ることが出来ます。

明日27日までやっているので興味のある方は是非。

僕は今回アートナイトで作品の発表はないので、

お世話になってるHideharu Fukasaku GalleryとGallery LaLa Tokyoとその他少し回る予定。

 

Gallery LaLa Tokyoではキオ・グリフィスさんが企画したNobuo Anzai「遊牧画家」展と

16時からDangerous Grooves・Beta3というレコードを聴きながら

アートや音楽、社会について語るというイベントが開催されます。

音楽はたいして詳しくないが面白そうなので参加してみることにした。

キューバの作家さんが来るのでキューバのレコードがある人は持ってきてくれと言われたが、

持ってないのでインドの民族楽器シタールのカセットテープと宗教音楽のCDでも持って行こうと

思っていた。

しかし驚いたことにこのブログを書き始めた時に1枚だけアフロ・キューバンというジャズの

CDを持っていることを思い出した。

(普段ジャズを聴かないのでなぜそれを買ったのかは分からないが・・)

 

今からCD探して、もう少し制作して、日本酒を買って六本木に行きます。

では!

 

グループ展終わってしまいました

告知をしようと思っていたのにさっさとやらないから

銅夢版画工房によるシロタ画廊での「第18回銅夢版画展」先週の土曜日で終了してしまいました。

 

去年始めたばかりの僕が銅版画のグループ展に参加して大丈夫なのか少し不安でしたが、

壁に飾った時なかなか良い感じになっていると思えたし、お客様にも喜んで頂けたので良かったです。

指導して下さった先生方に感謝です。(・・若い時から素直に人の意見を聞くことが出来ていればとたまに思う)

 

そして今回68名120点の作品を見たことでとても刺激を受けました。

人の良いところをどんどん取り込んでより良い作品を作りたい。

次回はじっくり徹底的にやってやろう。

 

 

「静思」
「静思」
「夜明けの到来」
「夜明けの到来」

もともともと

来月にある第18回銅夢版画展という銅夢版画工房のグループ展にエッチング作品2点を出品する。

なので最近はそれを中心に制作を進めている。

銅版画のグループ展は初めてだし、会場は版画で有名なシロタ画廊ということなので結構ドキドキしている。

おまけに2点のうちの1点を先々週失敗した(調子に乗って腐蝕しまくっていたら画面が真っ黒くなり過ぎてしまったのだ。そこからでも立て直すことは出来るかも知れないが今の自分には技術的にも時間的にも難しいと判断し、そして先生にも判断された。)ので初めからやり直すことにした。


最初は同じ絵で再びと思ったが、仕上がりのイメージをより強く持ってみるとそもそも構図に無理があるような気がしてきたので結局ゼロから始めることにした。

デューラーの画集と北斎漫画を見ながら手を動かし、良いアイデアが出るのを待っていた。

出来れば先週中に出て欲しかったが、今日になってようやく良いアイデアが浮かんだ。

見せたいものをしっかり見せた上で、残された時間内にギリギリ間に合うぐらいの描き込み量のもので、自分が納得出来るもの。に何とかなりそうだ。

桜満開の中ジメジメと暗い作業部屋にこもっていた甲斐があったというものだ。

テンションが上がる。

上手くできるか楽しみだ。


「失敗は成功のもと」

誰が言った言葉かは知らないがとても素敵な言葉だ。

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参加する面白さ

昨日は仕事終わりに銀座と六本木の画廊を数軒回ってから横浜のBankART Studio NYKで開催されたNeo Fluxusのハプニング・パフォーマンスを見に行った。


ギター、ベースにパーカッション、映像とラジオそして時を刻むパフォーマー。

開演し音が鳴り始めると「?」と「!」と「⁉︎」で会場は独特な雰囲気になった。


見ている時は音の中に自分がポツンと存在している感覚だった。

それが自ら参加し音を生み出すことで音が自分の内にあるのか外にあるのか分からなくなった。


自分が音になったようで不思議な気分になった。

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元気よく疲れる日々

3週連続で土曜日の1時から銅夢版画工房へ行った。

すると工房長の蒲地先生に「西谷さんは元気ですね」と言われた。


先週の金曜日に髪を切った時いつもの美容師さんから「西谷さんは毎回疲れ切って死にそうな顔をしてるから心配になります」と言われた。(ちなみに身体がバキバキの時たまにサービスで長めにマッサージしてくれる)


僕は制作時と酒を飲む時は元気だ。

それ以外の時に会う方々すみません(笑)


さて、昨日も5月にある第18回銅夢版画展用の作品制作。

この前先生に試刷りを見て頂いた時に「主役を目立たせる為に脇役を闇に沈めたほうが良い」と言われた。

言われた瞬間はせっかく描いたのにもったいないとも思ったが折角なので試してみることにした。

すると奥行きが生まれ画面がグッと強くなった。


昨年の個展でタブローとエッチングを並べた際にエッチングの作品が弱く見え過ぎたのでもう少し何とかならないかと思っていたから今回先生に気付かせて頂き有り難かった。


版画工房に通うようになってから銅版画家の視点を少しずつだが手に入れられるようになってきたことが嬉しい。

色々な視点を手に入れてその時その時に自分が良いなと思う作品をしっかり作り続けていきたい。


それと先生にこうも言われた。

「エッチングの作品で描き込みが足りないということはよく聞くが、描き込み過ぎという言葉は聞いたことがない。」


グループ展まで2ヶ月を切った。

2点目の作品はまだほとんど手を付けていない。

焦るわぁ。

やらねば!!

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グループ展のお知らせと山椒魚の話

3月8日(木)からギャラリー枝香庵さんで「物語の中の主人公達4」という

グループ展が始まります。

 僕は井伏鱒二の「山椒魚」をテーマに作品を制作しました。

ひねくれ者でどうしようもない山椒魚なんだけど何かその気持ちが分かってしまう。

その気持ちが分かるということはどうしようもない自分を見ているようでもあり正直嫌な気分になる。

でも反面教師として1冊本棚に置いておくのは良いことのように思う。

(ちなみに僕は先日2冊目を購入した。先にいた教師がどこかに行ってしまったのだ。どこか暗いところに閉じこもっているのだろう。)

自分と向き合わず自分以外のもののせいにする山椒魚と自分と向き合う蛙の対比がいい。

最後の一文「今でもべつにお前のことをおこってはいないんだ」という蛙の台詞は山椒魚の心に届いたのだろうか。

ちなみに小説「山椒魚」は結末部分の大幅削除で議論になったそうだが、僕は断然あった方が良いと思う。

最後の一文が無かったら単なるじめじめとした暗い光のない薄っぺらな物語になってしまうからだ。

 

「物語の中の主人公達4」

2018年3月8日(木)〜3月17日(土)会期中無休

11時30分〜19時(日曜日、最終日は17時まで)

初日18時からアスラン書房の藤本郁子さんによるギャラリートーク「ファンタジーの中のリアリティ」があります。

是非お越し下さい。

 

https://echo-ann.jp/exhibition.html?id=330

語り部の語り部

雨にも負けず風にも負けず

雪にも夏の暑さにも負けなかったとしても

そこに放射性物質が混ざっていたらどうだろう。

負けないようにと踏ん張ろうとしたその大地が汚染されていたらどうだろう。


人は生きて行かねばならない。


自分だったらどうするだろうか?

・・想像が出来ない。


福島県田村市で有機農業を営んでいた大河原夫妻は原発事故後も野菜を作るという道を選んだ。

そして自分達の野菜だけでなく周りの農家の野菜も売ろうと食事が出来る野菜の直売所「えすぺり」を作った。

その為に借金も作った。

農業の傍ら夫婦で活動し続けていた人形劇団「劇団赤いトマト」の公演では原発事故をテーマにしたものを発表するようになった。原発事故を風化させない為に自ら語り部になろうという思いからだ。


昨日その公演を見に五反田の聖心侍女修道会に行って来た。人形劇と歌と講演の2時間半。


雨にも負けず風にも負けず

放射性物質にも負けまいとなんとか踏ん張っている夫婦の姿がそこにはあった。

原発事故から7年ぐらい経ちさすがに薄れてくる当時の記憶を人形劇を演じる事で歌う事で蘇らせていた。

大河原夫妻の力強い魂を感じた。


僕に出来ることは何だろうと考えた。

そしてこの語り部たちの語り部になろうと思いこうして語ってみた。



大河原夫妻が経営する「野菜とパンの店 えすぺり」には月に一度野菜や加工食品など田村市の特産品をお届けする「月壱くらぶ」というシステムもあります。

福島県外の方でもご利用出来ます。

是非一度ご覧下さい!

http://ichikaraya.web.fc2.com/item.html


「野菜とパンの店 えすぺり」Facebook

https://m.facebook.com/esperi.ichikaraya



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今年も頑張りまーす。

昨年末から始まったギャラリー枝香庵さんでのグループ展「Xmas &はじめ展」が昨日で無事終了。

搬出時に作家の原太一さんに会ったので、近くのギャラリーを少し回ってから一杯飲みに行った。


最近の僕の関心ごとは日本語話者と英語話者の世界の捉え方の違いとそこからくるアート作品への捉え方の違い、社会問題や政治をアートにしたヨーゼフ・ボイス、多様なギャラリーと僕自身の多様性についてなどでそれらの事を色々と話しまくった。

原太一さんはアートの未来や世界の未来に関心があるようでそのことについても色々話した。


誰かに話したかった事をほとんど吐き出せて頭の中がスッキリした。とても楽しかった。


ゆっくり色々考えたいし勉強もしたいのだが展覧会は待ってはくれない。

もうすでに昨年ぐらいの予定が入ってしまい、今年も制作地獄だが地獄のほうが性に合っているのでこのまま突き進もうと思う。


そして今年は今まで以上にやり込もうと思っている。


現在は5月にある銅版画工房のグループ展用の作品と来月の香港でのグループ展用の作品を制作中。

どちらも小作品2点だが徹底的にやってやろうと思っている。

手を加え過ぎてもいけないし、足りな過ぎてもいけない、意識と無意識のあいだに深く入り込む日々。

・・何だか変な事を言ってんなと思うのだが言葉にしようとするとこんな感じになってしまう。


それと昨年末から福岡のギャラリーレコルテさんで未発表作2点を含んだ新作数点を取り扱って頂いてます。

是非ご覧下さい。

http://store.g-recolte.com/takuma-nishiya/


それともう一つ、今月末から銀座のかわべ美術さんでも作品を取り扱って頂くことになりました。未発表の新作も1点あります。

お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さい。


かわべ美術

104-0061 東京都中央区銀座4-13-3

ACN HIGASHIGINZA BLDG 2F

Tel/Fax 03-3542-3988


さて、そろそろ作品作りま~す。



「這い上がる」227×158mm アクリル・他/木製パネル
「這い上がる」227×158mm アクリル・他/木製パネル
「未知との遭遇」242×333mm アクリル・他/木製パネル
「未知との遭遇」242×333mm アクリル・他/木製パネル
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今年最後で来年最初の展示です。

明日12/23から銀座のギャラリー枝香庵でグループ展が始まります。

僕は「這い上がる」と「未知との遭遇」という新作2点を発表します。

年末年始の何かと慌ただしい時期ですが、どうぞよろしくお願い致します。

ギャラリー枝香庵
「Xmas & はじめ展」
2017年12月23日(土)~1月19日(金)11時30分~19時(日曜、最終日は17時まで)

12月28日~1月5日1月11日、12日は休廊です。

初日の23日(土)17時からドリンクパーティーがあるので是非ご来場ください。


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諦めの悪い男

先日居酒屋で食べた青唐辛子入りの生カツオの和え物がとても美味しかった。

そのうち家で真似しようと思っていたらスーパーで美味しそうな生カツオを発見した。

これは作るしかないと思いカツオをカゴに入れた。

そして野菜売り場に戻り青唐辛子を探した。

しかしシシトウしか置いていなかった。

どうしようかしばらく迷ったが、青唐入り生カツオが諦められず別のスーパーに行くことにした。


でもそこにも青唐辛子はなかった。

ますます青唐が欲しくなり、三軒目のスーパーへ。

しかし願いは叶わず。

どうしても青唐を手に入れたくなってしまい、四軒目のスーパーへ。

薄々無いような気がしていたが、やっぱりなくてガッカリ。

そしてこうなったら駅の反対側まで行ってやろうという気になってしまった。

気合を入れて五軒目のスーパーへ。

ちっきしょー!

そして最後六軒目のスーパーへ。

今日は多分無理だと半分諦めていたのだがついに青唐辛子と出会えた。思わず小さくガッツポーズ。


小さく切ったカツオに1ミリぐらいの厚さに切った青唐辛子、小ねぎ、白ゴマ、ごま油で和えて生姜醤油で食べるだけ。料理ってほどのことでもないのだがお店のメニューを再現出来て良かった。


ちなみにこの青唐話は先週の金曜日の話。


今日はグループ展の搬入2日前だというのにまだ作品制作。

今回は小作品2点だけの展示だが1点は未発表の新作を出したいと思って作業していた。

しかし一昨日の土曜日にその目処がついたらなんだかもう1点も未発表の新作にしたくなってしまった。

青唐探しなんてしてる場合じゃなかったとぶつくさ言いながら作品制作。


僕は欲望を抑えるのが苦手だ。

そしてとにかく諦めが悪い(>_<)/


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師走

今年の展示も全て終わり残る仕事は福岡のギャラリーレコルテさんに送ることになっている作品だけとなった。

そしてそれも先ほど終わり後は乾かすだけ。

明日からは来年の個展用の作品と銅版画の作品に取り掛かる予定・・だった。


見知らぬ電話番号からの着信に普段は出ないのだが、たまたま出たらギャラリー枝香庵さんからで「グループ展の事でまだお返事頂いていないのですが・・」と言われた。

コレクターさんからの紹介でグループ展のお誘いが来ることは知っていたのだが、全然連絡がこなかったので来年のことかなと思っていた。


しかしもう連絡済みとのことだった。

メールでも郵便でも届いてないことを伝えたところ、先方がメールアドレスを間違えていた事が分かった。


展示は1223日からでもうすぐだが小作品2点だけだったので参加させて頂くことにした。

しかし小作品2点だけと言っても搬入や案内状送ったりとなんだかんだで結構時間が必要になる。

おまけに来週はLAで展示したメンバーの飲み会があり幹事みたいなこともやっている。


あるものだけで展示すればいい話なのだが、1点ぐらいは未発表のものを出したいという欲求が腹の底から湧いて来る。

あまり時間はないがやるしかない。


あー今年も長いなー。


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写真を撮られるのが苦手

パスポート用の写真を撮りに写真屋に行った。

カメラマンは女性で背の高い人だった。

僕より高い感じだったので180cmはあったかな。


僕は例によって自分の目のデカさを気にしていた。

7割ぐらいの目の見開きで行こうと思った。


カメラマンの女性がカメラをのぞきこんだ。

そしてその瞬間、両足をバッと左右に開いた。

低い椅子に座っている僕を立ってる人が撮るのだから、安定の為にもそうするのは分かるのだが、勢いの良い開きっぷりが面白くなってしまった。

スカートに黒いタイツでサンダルを履いてガバッと開かれた足が気になって仕方なかった。


そして「顔傾けて」「アゴ引いて」「そのまま目をしっかり開いて!」の「目をしっかり開いて」で完全に笑いのツボに入ってしまった。


笑いを堪える為に腹に力を入れたら、本当にしっかり目を開いてしまった。

シャッターを切った直後に「見開き過ぎです」と一言。

そして2枚目。

ガバッと足が開いた瞬間にまた目が開いてしまった。

でも「顔傾けて」「アゴ引いて」の時に目の見開きを7割ぐらいに戻した。

すると「そのままの姿勢で」と言いながらカメラマンが足を開いたまま「すり足」でカメラごと少し近付いてきた。

また面白くなってしまって目が開いてしまった。


そして3枚目。

無になろう、空になろうと頑張った。

でも足が開くと目が開く。


僕の前に撮ってもらっていた女の子はすぐ終わったのに・・。

地獄だった。


最後にもう一枚撮ってもらう事に。

目の見開きは5割の感覚にした。

笑いと見開きを必死に堪えた。


画像チェックの時にもう一枚撮るか聞かれたが最後が一番マシだったし、もう笑いに堪えることが出来ないと思ったので諦めた。


笑いに耐えてる写真のパスポートを10年使おうと思った。

それとデジカメって便利だなと思った。





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終わり始まる

「西谷拓磨のあいだ展」無事に終了しました。

色々な方に見て頂き嬉しく思います。
今回の展示では初挑戦したことが色々とありどんな感じになるのか少しドキドキでしたが、
お客様の反応を見ると楽しんで頂けたようで挑戦して良かったです。
これからもどんどん挑戦して行こうと思います。(ちなみにもう次の個展のアイデアは出ていて早く取りかかりたくてうずうずしてます)
そして明日からは銀座の「かわべ美術」でグループ展「ARTE(アルテ)の会」が始まります。
来年の干支である戌をモチーフにした作品の展示です。
僕はミニチュアダックス、柴犬、トイプードルの作品3点を出品します。
お時間ある方は是非!
「第6回ARTE(アルテ)の会」
2017年11月11日(土)〜17日(金)無休
12時〜18時
かわべ美術
〒104-0061
東京都中央区銀座4-13-3
ANC HIGASHIGINZA BLDG 2F
tel 03-3542-3988

f.e.i. art gallery(フェイアートギャラリー)「西谷拓磨のあいだ展」展示風景

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三連休中日

三連休中日の昨日は朝から昼頃まで作品制作。
それから高尾山薬王院に行ってきた。
今年の1月にも行ったのだが、受け付け時間に間に合わず御朱印を頂けなかったので再チャレンジしたのだ。
僕は御朱印の事しか考えておらず今が行楽シーズンであるという事をすっかり忘れていたので、高尾山口駅に着いたとき登山客の多さに驚いた。
そして今回も御朱印を頂けないかもと少し焦った。リフトで途中まで登りそこからは少し早歩きで薬王院を目指した。
時間ギリギリになってしまったが御朱印は頂けた。その繊細かつ大胆で見事な字を見る度についニヤけてしまう。
むかし白隠や仙厓などの禅僧は布教のために親しみやすい禅画を民衆に配っていた。頂いた人達はとても喜んだらしいが、なんだかその気持ちが分かる気がする。

下山はリフトの時間が過ぎていたのでケーブルカーで。人が多くて40〜50分待った。少し雨も降り寒かった。
でもまぁ楽しい1日だった。

そして今日は昨日おみくじで凶を引き、
「悦び事はありません。」
「待人は来ません。」
「争い事は負です。」
「新規の事は見合わせです。」
などなど全否定を喰らったので大人しく作業場にこもって1日中作品制作の予定。
まぁもうそれだけですでに悦び事なのだが。

では。
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文化の日

先日ギャラリーレコルテさんから取り扱い出来る作品ありますかと尋ねられた際、新作を作らせて下さいと言ってしまったので昨日は朝からその作業に取りかかった。
手もとにあるものだけでも良かったのだが、新しいものを今現在をつい見せたくなってしまうのだ。
14時半頃まで作業しそれから横浜トリエンナーレを見に行ってきた。
自分が一番印象に残ったのはタチアナ・トゥルヴェの新しい家の形のインスタレーション。
内と外を同時に感じさせることでその隔たりを打ち消す展示空間にすっかり魅せられてしまった。
それとマウリツィオ・カテランの作品「スペルミニ」と「無題」が良かった。
消えたい自分と生き延びようとする自分から現れる自分が胸に突き刺さった。

他にも面白い作品が沢山あり色々書きたいが、描きたいほうが上回るのでこの辺で終わりにします。
横浜トリエンナーレは11月5日まで。
お時間ある方は是非。

こんな感じの文化の日だった。


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あいだのあいだに2

(先ほどの続き)
仕事場から20分ほど歩いて「かわべ美術」に作品を搬入。
かわべさんに作品3点お渡しして説明を少々。
そして横浜で開催中の個展の話も少々。
もう少しお話ししたいなと思ったが「会場に行ったほうがいいよ。早く早く」とかわべさん。
ということで3分ほどでお暇させて頂いた。

色々な方に応援されて嬉しく思う。

これから横浜行って来まーす!

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あいだのあいだに

個展の最中だが今日は夕方にグループ展用の作品3点を「かわべ美術」に搬入に行く。

かわべさんとは日本画の作家さんからの紹介で昨年からお世話になっている。

主に日本画の作品を取り扱っている中でアクリル画の僕も参加させて頂きとても感謝している。

僕は独学でやってきたこともあるし、画廊のオーナーさんから学ぶことをとても大切にしている。そして色々なタイプのオーナーさんと出会うことで作品も僕自身も強くなって行くと考えている。

独特なオーナーさんと出会うことはとても楽しみなのである。どのオーナーさんからどのようなことを学んでいるかは自分が勝手に学んでいる事なのでここで書くことは控える。

でも独特のオーナーさんから共通して学べることは書いてしまってもいいだろう。

それは「人として」と「頭を使いなさい」ということ。

特に僕のように調子に乗りやすいタイプの人間にはとても大切なことなのだ。

さて、話が長くなってしまったが今日僕が作品を持って行く「かわべさん」はプレッシャーのかけ方がとても上手い。

お会いする度、そしてメールでやり取りする度に優しく丁寧な言葉の最後には必ず「いい作品」というフレーズが付いてくる。

「いい作品持って来てよ。」

「いい作品待ってます。」

「いい作品楽しみにしてます。」

とこういう具合だ。

先日搬入の件でメールした際には最後に

「いい作品を  待ってます」

と「を」のあとにスペース。

その空白に恐ろしいプレッシャーを感じた。

そして僕はもちろん「いい作品を  持って行きます!」と返信した。

今日の夕方かわべさんの反応が楽しみだ。(少し恐いけど)

作品の搬入後は個展の会場に行く予定。

そして今日は閉廊後にLAの展示の時にご一緒した写真家のJun Ishikuraさんと飲みに行く予定。

junさんは世界の鍛冶屋さんの写真を撮っている。

作品がすごくカッコいい。(一応本人もと言っておこう)

http://moonmaker.sakura.ne.jp/moonmaker/

滞在先では必ずバー巡りするらしい。

バーでの出会いが面白いのだそうだ。

今日は横浜のバーを教えてもらう予定。

楽しみだ。


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あいだを作った。犬について

昨日展覧会の作品搬入と飾り付けが無事に終わった。

自分がイメージしていた感じにだいぶ近づけたと思う。あとはお客様の反応を待つだけ。楽しみだ。

そして何よりほっとしている。

搬入はいつもお世話になってる赤帽さんにお願いしたのだが、赤帽さんが家にくるギリギリまで作業に追われていた。

 

今年は突然展示の予定が入ったり、銅版画を始めたこともありスケジュールがきつかった。

まるで綱渡りをしているようで常に緊張していた。

自分が作業を出来る限界がどこらへんまであるかを知ることが出来た。

来年はもう少し考えようと思った。(・・毎年こんなこと言ってる気がするが)

 

あっ、これから個展が始まるというのに来年の話をしている場合じゃない!

 

おまけに個展が終わった次の日から「かわべ美術」さんでグループ展があるのだ!

こちらは来年の干支である「戌」をモチーフにした展示です。

僕は未発表の新作3点展示予定です。

 

フェイアートギャラリーでの個展「西谷拓磨のあいだ展」

かわべ美術での「第6回ARTE(アルテ)の会」

どちらもよろしくお願い致します!

 

 

「西谷拓磨のあいだ展」

会場 フェイアートギャラリー

2017年10月30日(月)〜11月10日(金)

※土日祝は休廊です

10時〜19時(最終日は17時まで)

 

〒220-0003

神奈川県横浜市西区楠町5-1 深作眼科ビル1F

TEL 045-325-0081

HP  http://www.f-e-i.jp

 

 

 「第6回ARTE(アルテ)の会」

会場 かわべ美術

東京都中央区銀座4-13-3

ACN HIGASHIGINZA BLDG2F

 TEL 03-3542-3988

 

 

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さらにあいだに近づく

昨日無事に最後の1点が出来上がった。

今日は仕事が終わったら作品リストの制作、作品裏面の処理、ワイヤーの取り付け、そして梱包。


明日の搬入が夕方なのが救いだ。


そして明日は例によって晴れるらしい。

台風21号と22号のあいだの搬入でラッキーだ。

初日は夜中寝ているあいだに台風が過ぎて欲しい。

いや、何なら消えて欲しい。


さて、少し昼寝しまーす。


「西谷拓磨のあいだ展」

会場 フェイアートギャラリー

20171030日(月)~1110日(金)

土日祝は休廊です

10時~19時(最終日は17時まで)


220-0003

神奈川県横浜市西区楠町5-1 深作眼科ビル1F

TEL 045-325-0081

HP http://f-e-i.jp


 


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あいだに近づく

今週の金曜日に個展の作品搬入があるのだが、一昨日の日曜日にどうしてもあと1点作品を作りたくなってしまった。
食欲、財欲、色欲、名誉欲、睡眠欲の五欲を制作欲は軽々と超えてしまうのだ。

という訳で一昨日から作品を作っているのだが、そのおかげでタイトルリストやワイヤーの取り付け、梱包など他の作業がどんどん遅れる。
さすがに少し焦るがどうしても作りたい。
こうして毎回毎回搬入日近くは徹夜になるのだ。

現在仕事場で昼休み。
これから15分ほど昼寝します。
イビキかかないよう気を付けなきゃ。

あぁ早く帰って作業したいぜー。

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西谷拓磨のあいだ展

「西谷拓磨のあいだ」展

僕は人間で、西谷拓磨で、美術作家。
名詞のように具象性を持った「もの」である。

僕は自然の現象で生まれ生きている。
動詞や形容詞のように抽象性を持った「こと」である。
 
僕は具象性を持つ「もの」であり、抽象性を持つ「こと」である。
 
僕が思う僕。内側の僕がいる。
他人が思う僕。外側の僕がいる。
 
内と外どちらか一方だけが僕であろうか。
どうもそうとは思えない。
 
自己とは「あいだ」に存在すると僕は考える。
 
そして僕は作家活動を始めてからずっと自分の絵を探し続けている。
もし自己が「あいだ」に存在するならば、
具象と抽象のあいだに自分の絵が現れるのではないだろうか。
 
この展覧会は「あいだ」を作り出すことで自分を浮かび上がらせようとする自己証明のようなものです。

具象的な「もの」の世界と抽象的な「こと」の世界が生み出す「あいだ」に
僕の中の二面性ではなく、二つの関係性からなる僕を表せるのではないかと考えます。

作品を見る人の中に西谷拓磨という人間の意識が浮かび上がれば幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
という感じで展覧会やります。
お時間ある方は是非見にいらして下さい。
しかし作品がまだ終わっていない(泣)
頑張りまーす!
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
会場 フェイアートギャラリー
2017年10月30日(月)〜11月10日(金)※土日祝は休廊です
10時〜19時(最終日は17時まで)
〒220-0003
神奈川県横浜市西区楠町5-1 深作眼科ビル1F
TEL 045-325-0081
 
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あっという間にナイト

今日は朝5時から海を描いた。
来月末から始まる個展用の作品だ。
自分が思い描く会場風景に少しずつ近づいてきたが、まだまだ作品が足りない。
もっとやんなきゃ。
と言いながら今日はこれから六本木アートナイト2017に参加しているギャラリーララ東京でのグループ展「paring-アートと日本酒」に行って来ます。グループ展に参加していながらまだ会場に行ってないので、どんな感じになってるのか楽しみだ。
作品を鑑賞しながら日本酒の飲み比べも出来ます。
17時〜22時まで開催しているのでお時間ある方は是非!



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するする

昨日はエッチングの作品3枚だけだが納得のいくものが出来た。
その感覚を手からするりと落とすわけにはいかないと思い、今日も仕事のあと銅夢版画工房へ行った。

昨日の感覚を思い出しながらまず一枚刷ってみた。
意気揚々と作業を始めた時は大抵版画の神様に鼻をへし折られてきたので少し緊張した。
ドキドキしながら刷り上がりを見るとバッチリきていた。
よっしゃーと思った。

それからどんどん刷った。
今日は3時間ぐらいで6枚刷れた。
全部いい感じになった。
手が感覚を覚えたことが嬉しかった。

刷りのレベルが1つ上がったと思った。
レベルいくつまであるかわからないけど・・。

さて今日もこれからタブローだ。

眠いぜーい!

2時間だけ頑張ろっ。

では〜。

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する

今日は仕事のあと銅夢版画工房へ。
17時から21時ぐらいまで作業。

来月の個展にエッチングの作品を3点出そうと思って今まで作業をしてきたのだが、3点目が全然終わりそうにないのでここは無理をせず2点だけ展示することに決めた。
まぁそうする事に決めれたのは先生のアドバイスのおかげなのだが。

前回の作業で2作目の試し刷りをしていい感じだったので、今日は本刷りをする事にした。

全部で7枚刷ることが出来た。
しかし最初の3枚はインクを拭き取り過ぎたり、逆に拭き取りが足りなかったりでボツに。

4枚目にしてようやく納得のいくものが刷れた。
おまけに手にしっかりとその感触が残った。
少し鳥肌が立った。

すぐに5枚目を刷った。
画面はバッチリだった。
しかしプレートマークという銅板の縁の部分のインクを拭き取るのを忘れてしまった。
ガックリきたが落ち込んでる暇はないのですぐに6枚目に取り掛かった。

バッチリ刷れた。
7枚目もバッチリいった。
ということで今日は納得のいくものが3枚刷れた。

すごく疲れた。
でも気分はとても良かった。

さて、まだ今日は終わらん。
これからタブローの作業だ。
あぁもう寝たいぜこんちきしょう。

まぁとりあえずあと1ヶ月頑張りま〜す。



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展覧会のお知らせ

今日は台風一過でとても天気が良かった。

天気が良いだけでワクワクするから不思議だ。

どこか遊びに行きたいと思ったが展示の予定がぎっちり詰まっているので今日もやっぱり作品制作。

でもどうしても外に出たかったので近所の中華屋さんに昼飯を食べに行った。

・・遊びの変わりに中華屋であんかけ焼きそばとは(泣)

 

さて、今週末から福島県二本松市にある「あだたら高原美術館-ao-」で展示があります。

福島県の作家と関東の作家たちによるグループ展です。

地域の人達に美術を通して元気を与えようと企画された展覧会です。

そしてそれと同時に福島の今を伝えられたらとも考えられています。

 

会期中には芋煮会やお客様参加型の壁面制作があります。

来館者先着50名には作家達からの素敵なプレゼントも用意されています。

 

会期等はこちら↓↓

http://playinadatara.web.fc2.com

 

それともう1つ展示のご案内。

 

9月30日、10月1日に開催される「六本木アートナイト2017」に合わせ

「六本木605画廊」にて「Paring-アートと日本酒」という展覧会が開催されます。

会期は9月26日(火)〜10月1日(日)12時〜19時

 

アートナイト当日の9月30日(土)は17時〜22時まで美術鑑賞好きの利き酒師の方が作品のイメージから

選んだ日本酒が飲める試飲会も開催されます。

 

お酒好きで美術好きの方は是非!

会場 http://gallerylara.com/access

 

 

どちらもよろしくお願い致します!

 

では!

 

 

 

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召喚してしまったか

僕が生まれるずぅーーっと前、まだ何も生まれてない世界。

そこから色々なものが生まれ僕も生まれる。

次の個展はそんな感じのイメージにしたいなと思って日々制作中。

 

なので抽象の作品も必要だし、人でも動物でもないものも必要だと思ったら神様でも描こうと思った。

そして今日は雷神を描いた。

初めての雷神。

こういうのも描くんだと自分で自分に少しビックリした。

 

今日は昼過ぎまで天気が良かった。随分久しぶりの太陽だった。

でも僕が雷神を描き終えた頃、急に天気が悪くなった。

そして激しい雷雨。

光った瞬間、ゴロゴロドーーーン!かなり近かった。

 

僕は雷様を召喚してしまったのかもしれない。

 

それから4時間ぐらい経った今も雨は激しい。

雷様はどっかに行ったみたいだけど。

 

電車も遅れているみたいだし今日はレイトショーでスパイダーマンを見に行きたかったが諦めた。

 

その代わりにこれから近所の居酒屋へ!

 

行ってきま〜す。

 

 

 

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あるものないもの

昨日は銅夢版画工房で暑気払いがあった。

 

僕は作業を始めるとすぐに没頭してしまう質で普段あまり会話に参加したり出来ないので、

昨日の暑気払いは色々な方とお話が出来てとてもありがたかった。

人それぞれ自分の舞台で戦っているんだなと思ったら僕ももっと頑張らねばと思った。

 

20代の頃小さなイタリアンレストランでアルバイトをしていた時の店長さんのことを

最近よく思い出す。

その方は仕事中は鬼のように恐ろしい人で毎日みんな怒られていた。

その中で一番印象に残っているのはこんなやりとり。

 

店長「金がある奴は金を使えばいい。頭の良い奴は知恵を使えばいい。金も知恵も無い奴はどうすればいい?

金も知恵も無い奴は体を使うんだよ!」

 

僕 「はい」

 

店長「お前は金があるのか?」

 

僕 「無いです」

 

店長「知恵があるのか?」

 

僕 「無いです。(・・ちょっとはあると思うけど)」

 

店長「じゃあ体を使え!」

 

僕 「はい!」

 

作品制作で大変な時僕は金も無いし、知恵も無いし(・・ちょっとはあると思うけど)、体を使うしかねぇなと思うのだ。

 

それにしても昨日はとても楽しかった。

 

何を話したか半分ぐらい忘れてしまったけど・・

この数日毎晩記憶を失っている・・

 

もしかしたら僕はちょっとも知恵を持ち合わせていないかもしれない。

 

僕は体を使おう。

 

さて絵具乾いたかな。

 

では!

 

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暑気払い

今日は個展のDMのデザインをした。
画廊でも作ってもらえるのだが、思いっきりやってしまおうと思ったので自分でやることにした。
ある程度イメージは出来ていたので作業は順調に進んだ。
ナイスな遊び心も加わり楽しく出来た。
まぁ例によって僕は指示を出してただけなのだが。

そして現在17時。
銅夢版画工房で暑気払いをやるというので電車で向かっているところ。
何をするのかよく分からないが、酒は飲むだろうと思って福島県二本松市の酒「大七純米生酛」を持って行くことにした。
これさえあれば話はいくらでも広がるので、僕のお土産の定番だ。
まぁ一番は自分が飲みたいだけだけど。

お酒ありの会である事を祈る。

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残暑お見舞い申し上げます

10月末から始まる個展のDM用作品の目処がついたので久々のブログ。

なかなか更新出来ずすみません。

 

相変わらず制作制作の日々。

休みの日は朝から作業というのが当たり前になってきてしまった。

展示が終わると燃え尽きて1、2ヶ月は制作出来なかった駆け出しの頃が懐かしい。

まぁ懐かしくは思うが戻りたいとは思わない。

戻ったところで人生には大変なことが付き物だからだ。

それより今あるもので今何が出来るかを考えるほうが楽しい。

 

次回の個展は今までで一番ドラマチックなものにしたいと思って制作している。

自分が持つものでどうやってそれが出来るかを考える。

そして良いアイデアや作品が出来る度にニヤニヤしている。

 

今日は「Blood」という作品の画面を全て埋めるかどうかでえらく悩んだ。

昨日の時点で作品が出来上がっているという思いがあったからだ。

でもドラマチック感を考えるとそれが足りないような気がしたので思い切って埋めることにした。

 

画面を半分近く埋めたところでトイレに行った。

そしてトイレから戻って画面を見てみると自分が思うドラマチック感がもうすでに現れていた。

そこからはもうこれ以上やり過ぎたらいけないと思い慎重に作業を進めた。

 

画面を埋めたい気持ちと埋めたくない気持ちの「あいだ」に僕は存在したのだ。

 

小便に感謝だ。

 

今日はもう作業終了だ。

 

ビールを飲もう!

 

では。

 

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うちわ展終了しました

うちわ展無事に終了しました。

暑い中会場にお越し頂いた皆様ありがとうございました!

せっかくなので新作一点アップしておこう。


「noon」 410×318mm アクリル・他/木製パネル
「noon」 410×318mm アクリル・他/木製パネル


あっ、ついでに団扇も。

では!

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暑い日だった

7時起床。
歯磨きだけしてすぐに作品制作。
起きてすぐに作品制作を始めるとなんだか変態のような気がして面白い。是非お試しあれ。

14時ぐらいまで制作。
それから「うちわ展」の会場(フェイ アート ミュージアム)に向かった。
その途中に御茶ノ水のトライギャラリーに寄り富田恵子版画展を見た。
富田さんは同じ版画工房の作家さん。
作品を見るのは初めてだった。
すごくカッコ良かった。
会場に入った瞬間に「いい!」って思った。

寝室のエアコンがぶっ壊れたし、今月は画材代も結構かかってるので迷ったが作品を購入してしまった。

17時から「うちわ展」のレセプションパーティーだったのだが、30分ほど遅れて到着。

色々な作家さんと知り合えて良かった。

・・あぁ書きたいことがもう少しあるのだが酒を飲んでからのブログはしんどい。

もはやこれまでだ。

少し眠い。

文章ちゃんと書けてるかしら。

それより電車寝過ごさないように気を付けよう。

では。

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うちわ展初日

台風3号とともに「夏のうちわ展2017」が始まった。
なんてこった。
最悪だ。台風消えてくれ〜。

今日はレセプションパーティーがあるので、色々な人と知り合えるし、お酒も飲めるし、顔を出さなきゃと思い仕事帰りに会場へ向かった。

でも途中で本屋に寄ってしまい、買うかどうか迷っていたらあっという間に1時間以上過ぎてしまった。

予定よりだいぶ遅れて横浜へ。
本屋でモタモタしていた自分に腹を立てながら早歩きで会場を目指した。
遅れたイライラと不快なジメジメを早くビールで消し去りたいと思った。

そしてミュージアムのドアが開くと、
そこにはスタッフさん以外の姿がなかった。

拍子抜けした。

これからパーティーの準備が始まると思い、まずは作品を見て回ることにした。
でも2周ぐらい回っても全然始まる気配がなかった。

そこでようやく日にちを間違えたかもと思った。
スタッフさんに尋ねたらパーティーは次の日曜日とのこと。

なんてこった。
最悪だ。
・・いや、そうでもなかった。

団扇(うちわ)が一点早速売れていたのだ。
展覧会自体も結構見応えありだった。
それと欲しい団扇が何点かあった。
買うかどうかもう少し迷おうっと。

では!

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フェイ アートミュージアム ヨコハマ「夏のうちわ展2017」

2017年7月4日(火)〜16日(日)

10時〜19時(最終日17時)月曜休館

http://www.f-e-i.jp/coming/musium/



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うちわ展

明日からフェイ アートミュージアム ヨコハマで「夏のうちわ展2017」が始まります。

僕はうちわ3点と通常作品5点を出品。

新作の反応が楽しみでニヤニヤしてます。

 

色々なジャンルの作家さんがいて面白い展示になると思います。以前出品した時面白かったし。

うちわ作品はお手頃価格で購入できると思います。以前出品した時つい買っちゃったし。

 

僕は4日は17時頃から、16日は昼過ぎから会場に行こうと思ってます。

他の日はまだ未定です。(制作に追われまくってるもので。・・でも飲みなら行くのでお気軽にお声がけを)

 

お時間ある方は是非見にいらして下さい。

 

フェイ アートミュージアム ヨコハマ「夏のうちわ展2017」

2017年7月4日(火)〜16日(日)

10時〜19時(最終日17時)月曜休館

http://www.f-e-i.jp/exhibition/3434/

 

 

 

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人は

当たり前だが人は自分の脳みそでしか考えることが出来ない。

仮に他人の脳みそと取り替えたいと思いそれが出来たとしても、取り替えたいと思っていた自分はもうそこにいないわけだから変わったかどうかなんて分かるわけがない。

人は孤独なんだ。

誰だって孤独なんだ。

でも誰もが孤独だと思ったらそこに連帯感のようなものが生まれ、孤独だと思っていたものが消えていく。

不思議だ。

孤独の縁(へり)からは連帯の風景が、
連帯の縁からは孤独の風景が見えるのだ。

どちらを見たい?

我儘で天邪鬼な僕は、どちらも見たいし、どちらも見たくない。

「あいだ」がいい。

それに、どちらかに流されることは簡単なように思えるのだ。身を委ねればいいのだから。

どちらにも流されないことは難しい。
足を踏ん張らなければいけないのだから。

どうせなら難しいところを目指そうと思う。

でもそれは簡単なことで、もうすでに通った道なのかも知れない。



・・こんな事を考えながら今日は朝から晩まで作品制作。
有給休暇って素晴らしい。
版画工房に通ってから毎日時間に追われてる感じがする。
月に5回ぐらい余裕だと思っていたが、その5回に臨む為にアイデア出したり買い物に行ったり、なんだかんだで時間がかかる。
制作以外のやりたい事もほとんど出来なくなり、
フラストレーションが溜る。
でもそのおかげで思いっきりやってしまえという気になれるのは良かった。
新作を展示するのが楽しみだ。

さて、今日はもう寝よう。

おやすみなさい。





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自分らしくあれ

一昨日の金曜日に草間彌生「わが永遠の魂」を見ようと思って国立新美術館に行ったのだが、

20分待ちだったので諦めた。

たった20分だし待とうかなとも思ったが、その時は待つという行為がなんだかとても煩わしかった。

 

なので東京ステーションギャラリーで開催中のアドルフ・ヴェルフリ「二萬五千頁の王国」を見てきた。

アウトサイダーアートの作品集で名前と作品は知っていたのだが、実物を見るのは初めてだった。

 

すごかった。

 

アドルフ・ヴェルフリは31歳の時に統合失調症と診断され精神病院に収容。

それまで美術教育を受けていないのに収容された4年後ぐらいから絵を描き始めたらしい。

それから66歳で亡くなるまで、病院でひたすら創作活動。作品は全45冊、25000ページにもなるというから驚きだ。


 絵と文字と音符で埋め尽くされた画面からは、創造とはこういうものだと言わんばかりのパワーを感じた。

 

すごいとこまで行っちゃってて、正直どう言葉にしていいのか分からない。

 

草間彌生もすごいとこまで行っちゃってるなと思うけど、

芸術という意識でちゃんと活動しているから、見る人が入り込めるというか共感が出来るというかそういう余地がある。

 

アドルフ・ヴェルフリの場合は芸術などという意識は飛び越えちゃっている感じがする。

自らの理想の王国を築き上げる為に1人突っ走っているので他人が入り込める余地がない。

でも見入ってしまうのだ。


精神の深淵を覗いてみたいという怖いもの見たさのような人間の真理がそうさせるのかなと思った。


まぁ別にどっちの作家の方が良いとかはない。

単純にどちらもすごいなぁと思う。


さて僕自身のことを言えば、先月のロサンゼルスの刺激がまだまだ新鮮で、とにかく制作が楽しくて仕方ない。

そして秋の個展のことで毎日頭が一杯だ。


とにかく思いっきりやってしまおうと思う。


では。


 

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団扇

昨日と今日で7月にある「うちわ展」用にうちわ3枚に絵を描いた。

ドキドキ感が欲しかったので、下絵などせずにインクを使っていきなり描くことにした。

楽しかった。

やりたい事がいくつもある。どんどん作ろう!

では。

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LA5日目とオチ

月曜日。

5時20分起床。

酒を飲んだ上に2時間半の睡眠でよく起きれたなと思った。
寝る前に酔っ払いながらも何とか荷造りはしたので、バタバタする事なくホテルを出ることが出来た。
空港までも順調だった。
11時間のフライト予定だったので機内でブログのネタを考えようと思っていたが、気が付いたら空の上で、次に気が付いたら食事でと起きては落ち、起きては落ちを繰り返していた。
ブログも書けず、映画も見れず、あっという間に羽田に着いた。

今回のLAでの体験は僕にとってとても貴重なものになった。
自分の作品についてはどこらへんが通じ、どこらへんが通じにくいかを見ることが出来たし、向こうの人達がどういう視点でモノを見るのか自分なりに感じ取ることも出来た。
それに自分の勉強不足も痛感することが出来た。そして俄然やる気が出てきた。

出会った人たち全てに感謝したくなる。

ちなみに、ロサンゼルスに出発する前にグループ展で流す予定のメッセージ映像をこのブログにも載せたのだが、なんと余りに多忙なKioさんは全員のメッセージ映像の編集をやりきる事が出来ず、会期中に映像が流れることがなかったのだ。

結果、僕1人だけ下手くそな英語でのメッセージをブログ上で公開しているのだ。

・・なんということだ。
早まってアップしなけりゃ良かった。

まぁなってしまったものは仕方がない。
受け入れてしまおう。

その時その時をどう楽しめるか、そっちの方が大切なのだ。

僕も予定をガンガンぶち込みがちなので気を付けようっと。

それと今まで何度か海外に行ったことがあるが、今回の写真がとにかく一番つまらない。
人物や風景がほとんどないのだ。
8割以上が作品の写真でアメリカを感じるものがとても少ない。
次回はそれも気を付けようと思った。


塩。イラストとデザインに惹かれお土産にした。う〜〜ん。つまらーん!
塩。イラストとデザインに惹かれお土産にした。う〜〜ん。つまらーん!
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LA4日目

日曜日。
アートフェア最終日だが、搬出作業開始まで自由時間を頂いた。
作家5名でロサンゼルスカウンティ美術館、通称LACMA(ラクマ)に行くことにした。
LACMAは西海岸最大の美術館。
ほんとそのデカさに驚いた。

「ピカソとディエゴ・リベラ」と「アフリカンアート」の企画展が面白かった。
特にアフリカンアートのほうは激しく心揺さぶられた。

常設では僕の好きなクレーを見て、またピカソを見て、ジャコメッティを見て、抽象表現主義からポップアートを見て、古代エジプトやルネサンスの美術を見て圧倒された。
圧倒されまくった後に日本館で子供の落書きのような白隠の茶碗の絵を見た瞬間、重たいものから軽いものへの急激な落差に思わず笑ってしまった。

時間が無くて全部回り切れなかったのは残念だが、とても良い時間を過ごせた。

LACMAの後はゲッフェン・コンテンポラリーに向かった。
カール・アンドレのインスタレーションをやっていた。
二日前にBLUM&POEというギャラリーで菅木志雄展を見ていたので「ミニマルアート」から「もの派」への流れや対話のようなものを感じ面白かった。

これで今回の僕らのアートマラソンはゴールとなった。

そしてアートフェアの会場へ。
1時間ぐらいしてから搬出作業。
結局今回作品は売れなかったが、作品の注文が入りそうなので良かった。

夕飯はメキシコ料理。すごく美味しかった。

夕食後23時ぐらいにスーパーに行ってお土産を少し購入。
0時ぐらいにホテルに戻るとみんながラウンジで一杯やりながら僕の帰りを待っていてくれた。2時過ぎぐらいまで飲んだのかな。

ロサンゼルス最後の夜も楽しく過ごすことが出来た。

皆さんに感謝。

・・ちなみにテンション高めで部屋に戻った僕らは、隣の部屋から「うるせー」とクレームの電話を入れられてしまった。

お隣さんすみませんでした。

画面中央の雲の下ぐらいに薄っすらとHOLLY WOODの看板。   ・・見えねぇか。
画面中央の雲の下ぐらいに薄っすらとHOLLY WOODの看板。 ・・見えねぇか。
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LA3日目

土曜日。

 

アートフェアは2日目。

それとは別にグループ展のオープニングパーティーが18時からの予定。

 

フェアも気になったが、グループ展のオープニングまで自由時間を頂いたのでみんなで美術館巡り。

ブロードとMOCAは見てみたいと思っていたので嬉しかった。

 

ブロードは最新の美術館って感じで良かった。建物自体もカッコイイし、美術館って少し暗い感じだったり照明も黄色い感じをイメージしやすいが、

スカーーンと清潔感を感じさせる透明な明るさで現代的だなと思った。

 

MOCAではKerry James Marshallの展示が最高だった。

黒人の生活や置かれている立場を描いている作家で、黒人をとにかく黒く描くのが特徴。

明るい背景とのコントラストは強烈だし、暗い背景の場合は白い目と白い歯だけが画面に浮かんだりして強い印象を残す。

そしてケリー・ジェームスのすごいところは強烈な画面をまろやかにさせる彼のセンスにあると思う。

人種差別という重いテーマを強烈な画面だけで見せてしまうと絵が重苦しくなるが、表情やモチーフ、色の使い方などに遊び心を加えるから角が取れる。

テーマが重くてもニヤッと笑えるのだ。だからまた見ちゃう。しっかり印象に残る。最終的にテーマがしっかり伝わる。

頭が良い人だなと思った。

 

図録を買いたかったがブロードでサイ・トゥオンブリーの作品集を買ってしまったので諦めた。

アメリカでは写真を撮っていい美術館が多いので助かった。

 

MOCAのあと昼食を取ってHAUSER&WIRTHというギャラリーでジェイソン・ローズのインスタレーションを見た。

 

その後グループ展の会場へ。

パーティーは18時からスタートの予定だったが、19時過ぎに始まった。

持って行った「大七純米生酛」の評判は良かったし、お客さんや作家さん達と色々話が出来て良かった。

パーティーの後にダイナーに行った。

僕は相当色々なことを話したらしい・・・ダイナーでの記憶がほとんどない。

 

 

でも楽しかったことだけは覚えている。

 

 

 

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LA2日目

730分起床。

 

9時頃ダイナーで朝食。

スクランブルエッグ、ベーコン、ポテトにトースト。

映画に出てきそうな昔ながらの感じの店で、朝から少しテンションが上がった。

 

それからハマー美術館へ。

デュビッフェとジミー・ダーハムの展示があった。

どちらも見応えあったが、特にデュビッフェは影響を受けた作家の1人なので嬉しかった。

日本では彼の画集があまり売ってないので展覧会の図録を購入出来て良かった。

 

それからヴェニスビーチへ。

LA LOUVERというギャラリーを見てからビーチを少し散歩。

マッスルビーチってところではムキムキの筋肉バカ達が人前で自慢の肉体を鍛えていた。

僕ら美術バカ達はビーチでの時間を早々に切り上げ、車で移動しギャラリーを10軒ぐらい回り、目と脳みそのトレーニングをした。

 

その後はアートフェアの会場へ。

会場の半分ぐらいは写真の作品だった。

前年まで写真のフェアがあり、今年はそれと合体しての開催になったらしい。

写真のブースのほうがお客さんが多いように感じた。

僕らは3つのブースとその向かいの壁を使い作家20名ぐらいでの展示。(ちなみに今回LAに来た作家は8名)

どんな感じになるか、お客さんがどこらへんを見るのかしっかり観察しておかなきゃと思った。

 

僕の正直な感想は作品を楽しんでくれる人も結構いたが、日本でのアートフェアよりお客さんに素通りされる率が高いというものだ。

 

興味を引くかどうかは一瞬で決まる。

もっと足を止めさせることが出来ると思っていたので残念だった。

 

でも落ち込むというよりは、自分の作品をもう少しまとめて見せれたらどうなったんだろうとか、

大きい作品だったらどうなんだろうとか、画面自体のことも含めもっと色々試したいなという次への期待のほうが大きかった。

 

気の早い僕は会期初日に次回アメリカでやる時のことを考えていた。

 

オープニングパーティーは22時ぐらいまで続いた。それからみんなで夕飯へ。

ホテルに戻った頃には1時半過ぎていたと思う。

寝たのは3時前ぐらい。

おっさん4名で泊まっているので、いびき合戦が半端ない。

 

LA2日目も楽しく過ごせた。

 

 

皆さんに感謝です。

 

 

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LA初日

無事にロサンゼルスに到着。
初アメリカの人は入国審査の場所がすごく遠いし、審査を受けるまでもやたら遅いので、
飛行機が到着してから空港を出るまで1時間30分ぐらいかかってしまった。
それからアートフェア会場へ。
前日から来ている作家さん達が先に少し飾り付けを始めていてくれた。
でも作家数と作品数が多いのでなかなか作業が進まなかった。途中ホームセンターに行ったりもしたので、出来上がったのは19時30分頃。
それから軽く夕飯食べて、次はグループ展の会場へ移動。すごく広い会場だった。
こちらはほとんど飾り付けが済んでいたので、すぐに終わるかなと思ったが、残っていたのは飾り付けの面倒な作品ばかりで、すごく時間がかかった。終了したのは午前0時過ぎ。
現在1時45分。
明日はオープニングパーティーあるし今日はもう寝よう。
すごく疲れたが、色々な作家と会えたし楽しかった。

写真はフェアの会場が入ってる建物、ホームセンター内、ブースの一部と疲れ顔のぼく。
では。
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出発前

昨日はブログを書いた後、アートフェアの前々夜祭だとか言って飲みに行ってしまった。
そして11時過ぎぐらいから荷作りを始めた。
作品は1点ずつ箱に入っている為結構かさばり、トランクが閉まらなくなったので仕方なく1点諦めて10点持って行くことにした。

現在手荷物検査を済ませ飛行機待ち。
せっかくだからグループ展のオープニングパーティー用に福島県二本松市のお酒「大七純米生酛」を購入した。
ジャパニーズサケの美味さを教えてこよう。

では。

・・眠い。


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明日はいよいよ

明日はいよいよロサンゼルス。

向こうに着いたらそのまま作品を搬入して飾り付けということになるのかな。(・・スケジュール全然把握してないっす)

 

アートフェアに参加出来るだけでも嬉しいのだが、日本とLAを中心に活動している作家のKio Griffithさん(http://kiogriffith.com)が、

せっかくだからアートフェアにあわせてグループ展もやりましょうとギャラリーでの展示を企画して下さった。

 

アートフェア(http://fabrikexpo.com)の会期4月21日〜23日。

グループ展はArena 1Gallery(http://arena1gallery.com)で4月22日〜5月6日。

 

あぁもっと休み取れば良かった。でもしょうがない。我慢我慢。

 

グループ展を開催するにあたりKioさんから提案があった。

それは、絵を見るだけでは見えてこない作家の顔や制作への思考も見せたいというものであった。

なので各自1分程度のビデオメッセージを作り会期中映像を流しっ放しにすることになった。

 

・・もちろんメッセージは英語で。

 

それを聞いた瞬間はOh,No!と思ったが、やらないという選択肢はないので覚悟を決めてぶち当たることにした。

 

その話の前日にアートフェアで配る用にと作品コンセプトを英語にしたものを作っていた。

英語に訳してくれたのは以前からお世話になっている福岡のギャラリーレコルテのオーナーさん。

絶妙のタイミングだった。頼んでおいて本当良かった。

 

ビデオメッセージの内容は訳してもらった作品コンセプトから何とかやりくりした。

 

発音がわからない単語は中学校の時に買った英語辞書で調べた。

いや〜しんどかった。

まぁ無茶苦茶なビデオメッセージだとは思うが、眼球が何かを伝えようとしていることだけは分かるであろう。

 

ブログに載せるか少し迷ったが、向こうで2週間ぐらい流れると思ったら祝祭的やっちまえ精神が顔を出してきた。

 

是非ごらんあれ。

 

・・ちなみにこんな感じのこと言ってます。

 

私の作品のコンセプトは相対的同時性の追求です。

仏教では全てのものは相対的に存在すると考えます。

例えばA<Bである時、BはAより大きいと見ることが出来るし、AはBより小さいと見ることも出来る。

「大きい」は「小さい」と一緒に現れるのです。

見え方によって定義が変わるということは定義は存在しないということと同じです。

しかし、存在しないということは存在と共に現れるのです。

 

分裂と統合、具象と抽象、意識と無意識など相対的なものを画面に提示することで

私というものが現れて来るのだと考えます。

 

では。

 

 

あぁーーっ、荷造りしなきゃ!!

 

 

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LAへと居酒屋へ

来週4月21日〜23日にロサンゼルスでアートフェアがあり、参加することになった。

20日に出発して25日に帰国予定。

とても楽しみだ。(飛行機は怖いけど・・)

 

まぁこの時代だから海外で展示なんてそれほど珍しくもないだろうが、

僕は学生時代アンディ・ウォーホルに憧れていたし、ポップアートや抽象表現主義にかなり刺激されたのでアメリカで展示が出来ると思うと素直に嬉しい。

 

自分で作品を持って行くので小作品数点の展示になるが(欲深いので持てるだけ持って行くけど・・)

小さくても強い絵なら人を惹き付けることは出来るので、自分の作品が目に留まるかどうか楽しみだ。

 

滞在期間は短いが、「自分で見た」ということがとにかく大事だと思っているので、しっかり目に焼き付けてこようと思う。

 

それにしても・・出発まで一週間切っているのに作品作っていて大丈夫なのかが心配だ。

荷物を何も準備してないし、買ってきたセイン・カミュのトラベル英会話全然読んでないし、

そもそもトランクに何点入るのかも試していない。来週火曜は版画工房に行く予定だし。

さっさとやれよという話なのだが、とにかく面倒臭い。

あぁ〜〜〜〜っ準備面倒くせー。

とりあえず、今からちょっと酒飲んでこよう。

 

では。

 

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目は口ほどにものを言う

朝シャワーを浴びている時に、描きたいことや書きたいことが浮かぶことが多い。

電話をしながらペンを持つと何だか分からないものを描いていたという経験をした人は結構いると思う。
僕の制作スタイルはそれに近い。
普通の電話と違うのは、電話という物体は無いし、話し相手は決まって自分であるという点だ。

目は画面を見、手は動いてる、脳みそは通話中。

目が何かに気付き、手が止まり、脳みそは通話を保留する。

脳みそが対応を考え、手が動き、目がチェックする。

目と脳みそがOKを出したら、再び目は画面を見、手は動く、そして通話は再開れる。

ちなみに通話内容は、美術のことや今書いてるこの文章のようなものや、翌日の夕飯、翌々日の夕飯、翌々翌日の夕飯の献立や、読んだ本や見た映画についてなど何でもありだ。

この状態を集中していると言うのか言わないのかは分からない。

言葉が先か行動が先かも分からない。
でも行動が先のような気がしている。
だって言葉を覚える前に動いていたはずだから。

さてさて、あと3時間ぐらい働いたら今日は楽しい
版画工房だ。
先日見たプロの技を真似してみたい。

そして出来れば4枚ほど刷り上げたい。

今日は良いのが4枚刷れたわぁと今夜ブログに書きたいと昨日から思っていたが、やっぱり今日は版画工房の後は酒を飲みたくなった。
明日書けばいいかなと思ったりもしたが、明日は朝からアートフェア用の作品を制作したい。

というわけで、今書いてしまおう。
「いや〜今日は良いのが4枚も刷れたわぁ。今日も楽しかった!」

では。


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ようやく

今日は6回目の版画工房。

前回本刷りのつもりで3枚刷ってみた。

作業終了時間ギリギリに刷ったのでじっくり見ることが出来なかったが、刷り上がりがあまりキレイじゃない気がした。

それと絵自体か刷り方のせいか分からなかったが気になるところが2、3カ所あったので、今日はまずそれのチェックをした。

 

最初の作品だしこんなものかなという思いもあったが、

先生に色々教えてもらっているうちに最初の作品だからこそ納得いくまでやってみようと思えてきた。

 

ということでまた防蝕液を塗り、乾いてから加筆。

それとプレートマークという縁の部分を買ってきた精密ヤスリで丁寧に処理し直した。

そして黒ニスを塗り乾くのを待ち、腐蝕液に浸し腐蝕されるのを待った。

 

銅版画の作業工程には待ち時間が結構ある。

僕はやりたいことを我慢するのがすごーく苦手なので次の作品に取り掛かった。

するとそこでも待ち時間。

なので更に次の作品の準備に取り掛かった。

初心者のくせに3点同時作業になってしまった。

 

腐蝕液から銅版を取り出すと作業終了時刻が近づいてきてしまった。

今日中にどうしても1枚は刷っておきたかったので急いで刷りの準備。

インクの拭き取りは先生にやってもらった。僕はプロの技をじっくり観察。

そしてプレス機にかけた。

 

すごくドキドキした。

 

紙をめくると今までと全然違う仕上がりになっていた。

僕の頭の中にようやく「出来上がり」という言葉が浮かんだ。

 

いや〜嬉しかった。

 

この勢いでもう4、5枚刷りたかったが時間は時間だ。

 

次回まで「お預け」だ。

ガルゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!

よだれが垂れそうだ。

 

では。

 

 

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進んでは戻り

今日は4回目の銅版画工房。

前回試し刷りをして良い感じだと思ったので、今日は本刷りをして次の作品に入るつもりだった。

 

先生は前回までと別の方だったので、最初に試し刷りを見てもらった。

すると、このままでもいいけど更に描き込みをしたらもっと面白くなる気がするという意見を頂いた。

 

更に描き込んで失敗したら嫌だなと思ったが、先生が具体的に指摘してくれた点のことを想像してみたらなんだか面白そうに思えた。

もう一度「出来上がり」が来るような気がしたので描き込むことにした。

 

描き込むにはまた防蝕液を塗らなきゃならない。

進んでは戻り、進んでは戻り。

正直少し面倒臭い。

 

でも描き始めるとすぐに入り込んでしまう。

すぐに楽しくなる。

当然まだ思い通りにはニードルが動かなかったりするのだが、それすら楽しい。

 

しばらく描き込んだら「出来上がり」が再びやってきたので腐蝕液に浸した。

今回は腐蝕時間による線の違いを見たかったので前回より浸す時間を30分短くした。

 

時間になり腐蝕液から銅板を取り出し、防蝕膜を洗い落し、インクを詰め、プレス機で印刷した。

 

仕上がりを見ると前回刷ったものより密度が高く絵が面白くなった。


でも再び版画の洗礼を受けた。


絵は面白くなったが、インクを拭き取り過ぎて画面中央部分が少し薄くなってしまった。

刷りを失敗したのだ。

悔しくなりもう1枚刷ることにした。

 

そして次の1枚は良い感じに刷り上がった。

先生にも今まで1番良い刷りだと言われ嬉しくなった。


・・・でもなんか。


・・でもなんか少し。


出来上がったものを見ていたら、気になる部分が2、3出てきてしまった。

 

すごく迷ったが、ここまできたらやるしか無いと思い3度目の加筆をすることにした。

 

でも作業時間が無くなってしまったので加筆は次回に持ち越しに。


結果、作業工程は今日来た時と同じになってしまった。


進んでは戻り、進んでは戻り。


最初の一枚が遠い。

けど進んでいることは確かだ。


カタツムリぐらいのスピードに思えてくるが、それを楽しもう。



 

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結果発表

残念。
タグボートアワード受賞ならず。

でもまぁ展示することが出来たし、色んな作家さんと知り会えたし、良い経験になりました。

来月の展示に向けて頑張りま〜す。

では。
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あの道この道どのみち

明日3月18日(土)と明後日19日に「IID世田谷ものづくり学校」で

「第12回タグボート・アワード入選者グループ展」がありその搬入に行ってきた。

 

この展示中に最終審査があり、グランプリと準グランプリが決まるらしい。

発表は19日(日)の16時ぐらいで、受賞者には8月か9月頃に台湾での展示の機会が与えられる。

 

入選者30名の中から2人だから、案外取っちゃうかもしれない。

そうなると7月にグループ展、8か9月に台湾、9月に福島でグループ展、10月は個展、

11月は多分グループ展、12月はアートフェアということになる。

そして毎月5回は銅版画工房。

 

・・しんどい。先の事を考えると気が狂いそうだ。

 

・・でも頂けるとしたらありがたいし、台湾も行ってみたい

 

入選が決まってからはこんな感じで毎日のように心がグルグルしていた。

 

そしたら先週、ロサンゼルスのアートフェアに参加しないかというお誘いを頂いた。

小さめの作品数点だけだが、会期は4月。来月だ。

 

行く以外の選択肢は僕にはなかった。

 

心グルグルしてる場合じゃない。

 

作品を作るしか道はないのだ。

 

頑張ろう〜っと。

 

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「第12回タグボート・アワード入選者グループ展」

2017年3月18日(土)11時〜19時 19日(日)11時〜17時

IID世田谷ものづくり学校 〒154-0001 東京都世田谷区池尻2-4-5

 

入場無料なのでお時間ある方は是非。

 

 

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銅版画道3回目

仕事帰りに版画工房へ。

3回目にしてようやく試し刷りまで進んだ。

結構いい感じに刷り上がり感動した。まぁ刷ってくれたのは先生だけど・・

そのまま本刷りに入っても良かったが、ちょっと気になる所があったし練習も兼ね加筆することにした。

版に残ってるインクを洗い流してから再び防蝕膜を作り、ニードルで描き、腐蝕液に浸す。

少し描き足すだけだが結構な手間がかかる。

腐蝕液に浸している間に次の作品の準備をしようと思い銅板を購入しヤスリをかけた。

 

2度目の試し刷りは本刷りのような形で位置を決めて刷り上げた。

インクの拭き取り具合もあり最初のと少し雰囲気が変わって刷り上がった。

今回は自分で刷ったので最初のよりも更に少し感動が大きかった。

 

次回はもう何枚か刷って、それから次の作品に進む予定。

 

楽しみだ!

 

 

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銅版画道

昨日は銅夢版画工房で2回目の作業をしてきた。

前回銅版にニードルを使って3割ぐらい描いたので、今回はその続き。

 

ハガキぐらいのサイズの銅版に描いているのだが、線を引くのがとにかく気持ち良くどんどん入り込んでしまう。

髪の毛ぐらいの細さの線がすうっと引ける。

線を引く度に心の中では「ぬぅぉ〜〜っ。うひょ〜〜っ。にゅお〜〜っ。」みたいな言葉にならない言葉が交差しまくる。

楽しくなってくるので「えーい、行っちゃえ。やっちゃえ。」と簡単に下絵を無視出来るようになる。

 

絵の中では羽目を外していいのだ。

なんなら思いっきり外して変態性が出てくるぐらいのほうが面白い。

 

描き込み作業は3時間ほど続いた。

次の作業は銅版を腐蝕液に浸し、描いた部分を腐蝕させる作業。

今回は一時間ぐらい浸したほうがいいということだったが、作業が出来る時間が一時間ぐらいだったので

45分浸したところで取り出した。次回残りの15分浸す事になった。

 

腐蝕された銅版を手に乗せた時、なんだか命が吹き込まれてるような気がして感動した。

 

次回の作業が楽しみだ。

 

 

 

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銅版画道初日

先日入会した銅夢版画工房さんに昨日行ってきた。

僕は銅版画の知識も経験も無いので先生に一から教えて頂く事となる。

銅版画の基本はエッチングだということで、まずはそれから教わることになった。

エッチングとは銅板を防蝕剤で被い、その面にニードル(鉄筆)を使って描き、

今度は腐食剤につけることでニードルで描いた部分を腐食させ、そこにインクを詰めプレス機にかけて刷るものです。

簡単に書くとこうなのだが、その間に細かい行程が色々ある。

防蝕剤で被う前、一番最初に銅板の四辺をヤスリで削る。(印刷時に紙とフェルトに傷を付けないようにする為)

次に面を磨いてきれいにする。

防蝕剤で被った後には、いぶす作業もある。

それから下絵を版に転写するのにもまた一手間。

ニードルを使うまでに結構時間がかかるのだ。

初日の昨日は4時間の作業時間内でニードルを使って3割ぐらいだが絵を描くことが出来た。

10時間ぐらいぶっ通しで作業したいと思った。

ニードルで線を引っぱるのが超気持ちいい。

これはハマる。

次回が楽しみだ。

普段の制作の息抜きに別の作品の制作が出来るとは理想的だ。

 

工房の先生方や会員さん達も精力的に創作活動を行っているみたいで、

モチベーションも上がる。

とても刺激的な一日だった。

 

 

 

3月4日午前中、カメレオンを作りながら。

自分のことは自分が一番よく知っていると思っても、人は自分の顔を直接見ることは出来ない。

自分の顔なのに鏡や写真など何かを通してでしか知ることが出来ない。


やっぱ、自分が思う自分も、他人から思われた自分も、どちらも自分なのだろう。


自分と他人の間に本当の自分がいると思うと世界の見え方がだいぶ変わってくるなぁ。
思いつきや、感覚だけでこの世界を生きることはかなり危険かも。
よく見て、よく考えなければ、簡単に深淵に転がり落ちそうだ。
実に不気味だ・・。
!ん。

よく見て、よく考えなければ、落ちるのであれば、よく見てよく考えてみたらどうだ?
何だか面白いことが出来そうだ。

あぁいかんいかん、作業が止まってしまった。
ここに赤い絵の具盛ろうっと

ガラス絵展と根付展

ガラス絵幻惑の200年史(府中市美術館)を見に行ってきた。

ガラス絵だけの展覧会なんて珍しいし、たくさんのガラス絵が飾られた会場がどのように見えるのか

とても楽しみにしていた。

 

約130点の展示作品は江戸後期、明治、大正、昭和、平成に日本人が制作したものがほとんどで、

17〜20世紀にヨーロッパやアジアで制作されたものも10数点ほど飾られていた。

 

時代が広く、作家の数も多く、看板や小箱、鼻煙壺なども展示してありバラバラな展示になりそうなのだが、

ガラスという共通フィルターを通すことで生まれている一体感が不思議で面白かった。

 

そして一体感はあっても強く惹き付けられる作品とそうでないものが当然あるわけで、

なぜそうなるのかを考えると楽しかった。

 

色々なタイプのガラス絵を見れて楽しかったし勉強になった。

興味のある方は是非と言いたいところだが、2月26日で終了です。残念。

 

その帰りのバスで「根付(ねつけ) 江戸と現代を結ぶ造形」(三鷹市美術ギャラリー)の広告を見て

なんだか面白そうだったので行ってみた。

根付とは江戸時代に印籠や巾着を帯からぶら下げる時に留め具として使われていた小さな彫刻のこと。

この展覧会では伝統的な古根付約60点と現代根付約245点を展示していた。

 

小さいものなので拡大鏡を片手に見て行くのだが、アイデアと高い技術に驚かされた。

面白いもの、カワイイもの、カッコいいものが沢山あった。

拡大鏡を使う事で見える発見もあり見ていて楽しかった。

こちらは3月20日までやってます。興味のある方は是非。

 

日本人の感性に触れまくる一日だった。

目と脳みそがとても疲れたが、とても楽しかった。

 

 

はじめのはじめ

最近絵具を盛って作品を制作する事が多い。

思わず触りたくなるような独特のマチエールが気に入ってるし、まだまだこの作業に可能性を感じているので突き進めたいと思っている。


しかしそうは言ってもたまには思いっきり線を引きたくなることがある。

今の自分が納得出来る形で線を引くにはどうしたらいいか考えていたら、盛るの反対の「削る」が一番良いように思えてきた。


ということで版画をやることにした。

版画と言っても色々種類があり少し迷ったが、以前から銅版画の作品に惹かれることが多かったので銅版画をやることに決めた。

決めたはいいが銅版画の経験はゼロ。

知識も乏しく困った。

とりあえず銅版画ってどんなものなのかネットで検索。

エッチング、アクアチント、メゾチント、ドライポイントなど色々種類があった。名前は知っていたが全部銅版画だとは知らなかった。

何をどうすりゃいいのか、自分が何をやりたいのかすら分からなくなった。

道具は何を使い値段はどんなものなのか調べていたら、画材屋のホームページでプレス機を売っていた。手が出せないほどの金額ではなかったので、まずは買ってしまおうと思った。


・・たぶん20代の頃にそう思っていたら即購入しただろう。(勢いで突っ走ることしか知らなかったので)


僕にはこの18年ぐらいの作家活動で学んだことがある。

それは独学の素晴らしさだ。

独学には創造力が溢れるし、知る喜びも大きい。


しかし。


しかしだ。

物事には常にどちらの面もある。

当然独学にも欠点があるのだ。


その欠点とは、とにかく時間がかかるということだ。


今の作業場にプレス機を置き、他の道具を揃え、本を買い、手探りで制作に取り掛かるところを想像してみた。版画の他にもやりたい作業がある。


こりゃ無理だと思った。


そしてここは素直に人に教えを請うべきだという結論に至った。


都内の版画工房を探し見学させてもらったら、直感で僕に向いてる作業だと思ったので即入会してしまった。


来月から版画工房に通うことになった。


楽しみだ。


何を作ろうかな〜。


では。





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2月12日に生まれて

今日で40歳になった。

 

なんだか不思議な気もするし、なんでもない普通の日曜日の気もする。

30歳や20歳など節目の時もこんな感じだったのかな。

・・全く思い出せん。

 

まぁいいや。

 

今日は自己紹介カード(作品や略歴を載せたもの)を作った。

作品ファイルを持ち歩くのが面倒で、以前からこういうものが欲しかったのだ。

 

・・ちなみに僕はあれこれ指示を出しただけで、実際にデザインをしたのは妻っす。

 

カードの制作終了後は行きつけの居酒屋へ。

そのお店は常に旬の美味しいものを出し続けているので毎週行っても全然飽きない。

そして日本酒の種類も豊富だし、料金もリーズナブル。

日々の努力を感じ毎回感動してしまうのだ。

 

・・ちなみに今日は誕生日プレゼントに上等なお酒を一杯頂きました。

「一翔」さんありがとうございます!

 

それから今日は両親と弟夫妻からもプレゼントをもらった。

 

まぁ家族のプレゼントは毎年お互いにやってることなんだが、今年はなんだか特に嬉しく思う。

 

僕の名前は拓磨で、名字は西谷で、

字面を見ると角張ってるし、口が多くてうるさそうだし、書く時にバランスを取るのが難しい。

正直違う名前に憧れたこともあったが、最近は気に入っているんだ。

 

きりひらいてみがくっていう「拓磨」という漢字いいなと。

 

そうありたいなと思うのだ。

 

色々な人々に支えられて生きているのだとしみじみ思う。

 

・・でも作家人生を考えるとあまり悠長なことは言ってられない。

 

突っ走ろう!

     

 

    

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そろそろやらなきゃね

昨年末にエントリーした公募展TAGBOATAWARD(タグボートアワード)の審査発表が

あった。11月の個展で発表した作品で勝負してみたのだが、入選(一時通過)しました。

・・ヤモリを出すか龍を出すかでかなり迷った。運が良かった。

 

http://www.tagboat.com/ngs/award/12th/index.html

 

 

さて、例年なら1月4日あたりから「描き初めだ」などと言いながら作品制作に取り掛かる

のだが、まぁ色々あって気が乗らず1月も終わりだというのにまだ全然作業が出来ていない。

・・なんだか言い訳がましい文章だな。

この一ヶ月作品を作ってない。

・・このほうがすっきり潔いか。

 

作品は作ってはいないが何もしないと気が滅入ってくるので、

ひたすら読書。そしてたまに友達と酒を飲んで過ごしていた。

 

でももうこれ以上ブスブスとくすぶっている時間はない。何だか今年も忙しくなりそうだし。

 

気合い入れて頑張ろう!

 

 

〜気分だ情緒だと言っていたって、それがなんになります。ぐずぐずしていては、気分もおこるまい〜

ゲーテ「ファウスト」より

 

・・でも今日は許せ。飲みに行こう!

 

明日から頑張りま〜す。

 

では。

 

 

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時間あったけどない

Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中のピエール・アレシンスキー展を昨日見てきた。

金曜土曜は21時まで開館なのでありがたい。

 

アレシンスキーがどんな人物でどんな作品を作っているかを書くのは面倒なので

Bunkamuraザ・ミュージアムのホームページでも見て下さい。

http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/16_alechinsky/

 

とても楽しみにしていたので見れて良かった。

ものすごく創作意欲を刺激された。

 

・・書きたい事が色々あるが、もう家を出てギャラリーに向かわないとまずい。

 

・・いや、もう少しだけ。

 

人の精神や作品は、自分の中の無邪気な部分が勝ち過ぎると簡単に壊れてしまうものだと

僕は考えている。

そして壊れそうで壊れないギリギリのところまで行ってみたいと思っている。

 

 

アレシンスキーの作品から僕はそのギリギリ感を感じるのだ。

 

紙を床に置き、絵具を垂らしたり、くしゃくしゃにしたりしながら絵を描き、

それをキャンバスで裏打ちする映像が流れていた。

作品が出来上がる瞬間、生まれる瞬間を見て鳥肌が立った。

 

見に行って良かった。

興奮しっぱなしで疲れたけど。

 

アレシンスキー展は12月8日までやってるのでお時間ある方は是非。

その前に僕の展示を。

いやその後でもいいけど。

 

 

・・やばい1時間遅刻だ。

 

では!

 

 

 

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西谷拓磨展ー両忘ーとは

この十数年、主に動物をモチーフに作品を制作しています。

でもなぜ動物を描き続けるのかを考えると自分でもよく分からなくなってしまいます。

一つ分かっていることは動物を描くことで画面に調子が生まれ、作品に引き込まれるということです。

 

それは道端でゴミを漁っているカラスと目が合い、一瞬「時」が止まったように感じたり、

自然の中で生きていることを再認識させられたりするときのような、

日常ともう一つ別の世界があることを感じる瞬間に似ていると思います。

 

そして「こちら」と「あちら」の「間」に私は興味があるのです。

「間」を生むには「こちら」と「あちら」の両方が必要となります。

日常と非日常、生と死、白と黒、絵具を盛るという技法により表れる線と面など、

相対するものをぶつけることで画面に様々な「間」を生み出せればと思います。

 

「両忘」とは善と悪、白か黒かなど全ての対立するもの、相対するものの概念を忘れ去った境地を表す禅語です。

どちらも忘れ去るには、どちらのことも知る必要があります。

両忘の境地は「間」そのものだと思い私が作品を通してやりたいことに近いと考え展覧会名にしてみました。

 

そして作品だけでなく会場自体にも「間」を産み出せたらと思い、

一階には単色の作品を地下展示室には多色の作品を展示しております。

 

それと地下展示室には初期の作品も数点展示してあります。

これは過去と現在をぶつけることにより「間」を生み出そうという試みです。

 

作品や会場から様々な「間」を感じ取って頂けたら嬉しく思います。

 

 

・・さて、長々と私の思いを書いてきましたが禅は不立文字と言いますし、結局のところ絵は絵です。

 

 

是非お気軽にお楽しみ下さい。

 

 

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ほっと一息ですわ

昨日は個展の作品搬入と飾り付けの日だった。

 

いつもより全体の作品サイズが少し大きくて側面処理や梱包等の搬入準備にやたら時間がかかり、

一睡も出来なかった上に赤帽さんが30分遅れで我が家に到着してくれたおかげで荷物のチェックが出来たというギリギリの状態だった。

次回からは気をつけようと本気で思った。

かなり身にしみたので今後は多分大丈夫だろう。

 

今回は飾り付けそのものも楽しみにしていた。

何をどこに飾り付けるか事前にすべて考えておいたからだ。

悩みの無い飾り付けは気持ち良かったし楽だった。

まぁ作業して下さったのはギャラリーのスタッフさん達で、

僕は「もうちょい上に。」「もうちょい右に。やっぱもうちょい左に。」「だいたいでいいんで。」などと偉そうに指示を出していただけなのでそりゃ楽か・・

 

スタッフさん達のおかげでイメージ通りに飾り付けが出来ました。

あとはお客様の反応を待つだけです。

自分としてはなかなか面白い展示になっていると思うのだが

それが人の目にどう映るのか楽しみだ。

 

明日からヒデハルフカサクギャラリーロッポンギで西谷拓磨展ー両忘ーがスタートです。

よろしくお願い致します。

 

http://www.f-e-i.jp/coming/hfg/

 

ちなみに月〜金は17時ぐらいから、土曜日は11時ぐらいから在廊する予定です。

 

それにしてもここにほとんどの運を使ってるんじゃないかというほど作品の搬入時には雨が降らない。

昨日も明け方ぐらいまで雨だっただけに余計にそう感じてしまった。

まぁ大きめの地震はあったが・・

おまけに明日の初日は雪が降るらしいが・・

いや、雪なら雪でいいのだ。

寒い日にギャラリーに入って面白い展示があり心が少し暖まるお客様のことを想像しよう。

 

では!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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こまめに更新しないとこういうことになる

うまい具合にパズルがはまっていくように、

収まるべき所に収まったような感覚で作品が出来上がることがある。

そんな時は「わぉ、冴えてるぜ」と悦に入る。

それはそれは気持ちの良いものだ。

 

なのでどうしたらその感覚がやって来るのか常日頃から考えている。

自分の脳みそのことなので、どうしたら自分がどうなるかは少しだけ分かる気がしている。

さぁ来い俺。さぁ来い俺。と自分を仕向けているのだ。

では、そう仕向けている自分は一体誰だ?

 

・・いや、こっちの方向に話を広げるのは止めておこう果てしなくなりそうだ。

 

ともかくパズルがはまるように出来上がる作品作りを目指している。

でも最近作品だけじゃ飽き足りなくなり個展会場自体にもその感覚を入れたくなったのだ。

その為には出来上がった作品をとりあえず持って行ってどこに合うかあれこれ悩むのでなく、

どういう会場にする為にどういう作品を持って行くか考える必要がある。

 

あと三つほど自分の中で空白のスペースがあり、どうするかずっと考えていたのだが、

今朝パチッ、パチッ、パチッと頭の中でハマったのだ。

 

やっと来たよ俺。

 

搬入まで2週間切ってしまったが、やることは決まった。

頑張ろう。気合いだ!

 

さて、個展の会場がどうのこうのと書いてきたけど

その前に今週金曜日から「かわべ美術」さんでグループ展があります。

 

ー第5回ARTE(アルテ)の会ー

11月11日(金)〜17日(木)12時〜18時(土日12時〜17時)

東京都中央区銀座4-13-3

ACN HIGASHIGINZA BLDG 2階 tel 03-3542-3988

かわべ美術 

 

来年の干支「酉」をテーマにした展覧会です。

日本画、陶芸、書、彫刻、洋画、写真など様々なジャンルの作品が見れます。

お時間ある方は是非〜

 

 

それともう1つ。

 

ギャラリーレコルテさんからオリジナルノートブックが発売になりました!

・・正確には先月から販売しています。

どう告知しようか悩んでいたら1ヶ月も過ぎてしまった。

自分で言うのも何ですがすごく良いです。

レコルテさんでカッコ良くデザインしてくれました。

自分じゃ切れない大胆な絵の切り方とノート自体のアイデアにやられました。

見た瞬間一気にテンションが上がってしまった。

是非お買い求め下さいませ!

 

http://store.g-recolte.com/2016/10/05/tnishiya_notebook/

 

 

では。

 

 

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あぁ〜10月終わりかぁ

この数ヶ月、作品制作に追われっぱなしで大抵平日は仕事が終わってから4〜7時間、

土日は10〜12時間ほど作業をしている。

首と肩のコリは半端ないし、毎日眠いし、親知らずは痛いし、

リビングの電気が付かなくなるし、台所の蛇口とベランダの排水管は水漏れしてるし、

大家さんが年寄りなもので何度も同じ電話しなきゃだし、

いや〜もう身体も家も最悪のコンディション。

(まぁ酒を飲まなきゃもう少し楽になるのかもしれないが・・)

 

 

でもそういうことを吹っ飛ばすぐらい作品の出来が良いのだ。

おかげでエンドルフィン出まくってるみたいで制作意欲が止まらない。

 

完全に絵バカですわ。

 

個展まで一ヶ月切っているので追い込み頑張ろう!

 

書きたい事が色々あるのだが文章を考えてると作品制作の事が不安になってくるので

今日はここまで。

 

 

 

西谷拓磨展ー両忘ー

 

2016年11月24日(木)〜12月10日(土)

11時〜19時(最終日17時まで)

 

会場 Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi

http://www.f-e-i.jp

 

 

「Enter the Tiger」 1167x803mm アクリル・他/木製パネル
「Enter the Tiger」 1167x803mm アクリル・他/木製パネル
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楽しかったぁ

昨日は12時頃にあだたら高原美術館青-ao-に到着。
13時からギャラリートーク(作家による作品の説明と感想を頂く感じ)。
閉館後に市営の宿泊施設で食事会。
美味しい日本酒を頂き、がぶ飲み。
何時に寝たかは覚えてない。
今朝は7時30分から朝食。
11時から14時ぐらいまで芋煮会&ビッグアート(参加型野外ペイント)

えらく疲れたけど(飲み過ぎが1番の原因だと思うのだが・・)会場は笑顔で溢れていたし、作家さんやお客様と色々な話も出来て楽しかった。
素敵な時間が生まれたなぁと思った。

それと福島にも作品のファンが生まれ始めた。
嬉しいし益々気合いが入る。

良い作品が生まれるようこれからも頑張ろっと。

少ないけど展示風景っす。(結構撮ったと思ったのだが・・)
ちなみに千功成(せんこうなり)は福島県二本松の美味い酒っす。


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あだたら高原美術館 青-ao-

あだたら高原美術館 青-ao-にて展覧会「play inあだたら2016」が始まりました。
平面、立体、インスタレーション、25名の作家による展覧会です。
自然が生み出したあだたら高原で、人間が生み出した美術がさらに何か新しいものを生み出せたらいいなと思います。
明日9月25日にはビッグアート(参加型平面作品)と芋煮会があります。
来場者の先着60名には記念品のプレゼントもあります。

よろしくお願いします。


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曇りのち晴れ

始まりました