ますます

デカい作品のめどが付いたので、

小作品もう一点ぐらいなら作れると思い制作を始めた。

 

ギリギリまで自分を追い込みたくなるドM根性と貪欲さを感じ、

我ながら変態だなと思う。

 

1枚の絵をずっと見続けていると新しい発見をすることがある。

また、たくさんの作品を見てからその絵をもう一度見ることでも、

同様に新しい発見をすることがある。

 

そういう発見をすると、その作家の心に一歩近づいたような気がして

嬉しくなる。

 

意識的にでも無意識的にでも、絵を見て発見することは、何度もあった。

 

でも、こういうことはあまりなかった。

いや、あまりというより全然なかったかもしれない。

最近、美術自体に発見をしたのだ。

そして僕の中で美術の在り方が少し変わった。

でもそれは別に美術とはこうあるべきだという類いのものではない。

そんなことには興味ない。

しかし、自分の美術はこうあるべきだというか、

自分はこうありたいというものは持っているつもりだ。

それだけありゃあ充分だと思っている。

 

僕の頭の中で一人勝手にこんがらがってた部分が、だいぶほどけてきた気がする。

 

ますます美術というものが楽しくなってきた。

そして、ますます展示が楽しみになってきた。

 

自分のほうからもっと美術に歩み寄ろうと思うのだ。

いや、僕の性質上すり寄るというほうが合ってるかもしれない。

 

 

・・・、少しハードルを上げるような文章になってしまっただろうか?

 

まぁいいや。

 

 

さっきDMが届いたので、これから発送しま〜す。

ギリギリになってしまったらすみません。

 

5月12日からフェイアートギャラリーで個展があります。

よろしくお願いいたします。

 

http://gallery.f-e-i.jp/exhibition/?category_id=140

 

 

 

 

 

続きを読む 1 コメント

肉と窓

さっきスーパーへ行ったら、以前は置いてなかったラム肉が置いてあり

(しかも僕が好きな厚切りのやつ)、思わず興奮してしまった。

 

両親が北海道出身で、

小さい時からジンギスカンを食べる機会が結構あったせいか、

無性にラム肉が食べたくなる時があるのだ。

 

定番商品にするためにも購入しなければと思ったのだが、

昨晩カレーを作ってしまったのだ。

 

何度も精肉コーナーを回り、ラム肉に手を出そうとしたが、

カレーがあるのにジンギスカンへと変更した時の

妻の顔がどのように変化するのかを考えたら購入が出来なかった。

 

ジンギスカンブームの再来を心より願う。

 

 

全く話は変わるが、

「美術の窓5月号」の画廊が選ぶ注目の新人で、

小さくですが紹介されています。

本屋さんに行ったら是非見てみて下さい。

いや、是非ご購入を!か。

 

37歳の僕は新人と呼ばれるギリギリのところかもしれませんが、

展示の時はいつも初めての時の思いを忘れないようにしてるし、

10数年やってきてようやく見えてきたものもあります。

それが確かなものかもまだ分かりませんが。

 

美術って、哲学や宗教観、科学や数学、心理学や言語学などなど

色々なものが混じり合い、常に変化し生き続けるものだと思います。

 

だから常に新人でいいのだと考えます。

 

同じような一日でも全く同じ一日はないわけだし。

 

新鮮な気分を忘れずに、

元気よくぶちかまそうと思ってます。

 

この企画に取り上げて頂いたことを感謝します。

 

 

人間なんていくつになっても未熟さ。

 

ガンガン行こうぜ30代!

 

おりゃーーー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

0 コメント

作品のこと風邪のこと

 

あまり時間がないので迷ったが、

デカい作品が作りたくなり、先週の金曜日に急遽材料を買いに行った。

 

翌日の土曜日、小作品を作る合間にデカいパネルを組み立てた。

(デカいと言っても、たかだか1200×1200mmなのだが)

 

そして日曜日、

僕は風邪を引きました・・。

まぁそれは置いておこう。

 

これを作るにはデカい作品が必要だと思ったから始めたのではなく、

単にデカい作品を作りたいというところからのスタートだった。

サイズは2週間以内で出来るギリギリは多分これぐらいだろうということで決めた。

 

何の考えもなくデカい作品に取りかかってしまったので、アイデア出しに苦労した。

一昨日になり、ようやく納得出来るラフが出来上がった。

 

昨日から地作りがスタート。

 

そして今日は午前中から昨日の続き。

14時ぐらいに「よし、来た」って感じになったので、絵具を盛り始めた。

 

大画面の地作りは気持ち良かった。

 

今やってる絵具を盛る作業は苦痛を伴うから、

正直面倒くせーと思うこともある。

 

でも、きれいに仕上がった時がたまらないのだ。

思わず触りたくなる。

だからやめられん。

 

作業出来る時間が残り少ないが、焦ったら負けなので、焦らずやって行きま~す。

 

あっそうだ、

置いておいた風邪の話。

 

今週水曜日の夜がピークでした。

クシャミ、鼻水、それと咳。

関節まで痛くなったので、こりゃヤバいと思い、薬を飲んで早めの就寝。

 

おかげで木曜日にはだいぶ楽になりました。

 

そして昨日は咳もほとんど出ず、快適に過ごせました。

 

今日は朝から絶好調。

ようやく僕はもらい受けたものを引き渡すことに成功したのです。

 

クシャミ、鼻水、それと咳。

おまけに声まで出なくなった妻が今日病院へ行きました。

 

 

 

 

 

0 コメント

浮上

薄暗く、物が散乱しまくった、天井の低い地下室の物置部屋であり僕のアトリエ。

 

仕事が終わると寄り道することなく家に帰る。

そしてアトリエに籠る。

休日も籠りっぱなし。

 

最近ずっとそんな生活なもので、

制作に心救われてる僕もさすがに気が滅入ってきた。

画材屋や本屋へ行くことすら億劫だ。

 

一昨日から「ベーコンに捧げるオウム」という作品を作っているのだが、

集中力が続かないし、筆を持つ手も重く感じられる。

 

展覧会まで一ヶ月切ってるのに参ったなと思っていたら、

福島県にある野菜とパンの直売所「えすぺり」の大河原さんから

えすぺりカレンダーが届いた。

 

カレンダーといっても葉書サイズの小さなもので、

えすぺりのお客様へのささやかなプレゼントとして毎月配っているものだ。

 

5月6月が僕の担当で、その5月分が送られてきた。

 

「えすぺり」のお客様にも喜んで頂いてるみたいだし、

秋にある個展とグループ展も楽しみにして下さってるとのこと。

 

何だか心がすっと軽くなった。

 

日本三大桜のひとつ「三春滝桜」が間もなく開花するらしい。

満開の桜を見逃した方は是非福島県三春町へ!

 

葉書の最後に、

桜の季節になると農民は急に忙しくなります。と書いてあった。

 

 

さぁ、僕もやらねば!ラストスパートだ!

 

おおっ、ちょうど洗濯終了の合図だ。

 

まずは洗濯物片付けます。

 

では。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

0 コメント

真実の不思議

真実とは実に不思議なもので、

多くの人から意見を聞けば聞くほど、それから遠ざかるような気がする。
かといって、一人の人間の言葉だけを信じるのも危険だ。
結局のところ、真実とはその時々の個々の判断の中にあるもので、

とっても個人的なものである。

 

人間は深淵と隣り合わせのギリギリのところで生きているなと思ってしまう。

文学的な思考が強すぎるからこう考えに到るのだろうか? 

まぁいいや。

自分の仕事をしっかりやろう。

 

 

 

 

 

 

 

0 コメント