7月31日 アーティスト イン レジデンス 最終日

今日でここ昌原市のMARUギャラリーからのブログも最後となる。

あっという間の一ヶ月だった。

 

色々大変なこともあったが、とにかく毎日楽しかった。

爆笑しない日が無かった。

とても貴重な時間を過ごせたなと思う。

 

このレジデンスプログラムのおかげで分かったことは

僕は他の作家さんより作品漬けになってる時間がだいぶ長いということ。

まぁ別に時間を長くかけりゃいいってもんじゃ決してないけど。

それと酒を飲んでる時間もだいぶ長いということ(笑)

 

他の作家さんを通し、まだ知らなかった自分自身に出会えたことがとても嬉しい。

みんなからたくさん勉強させてもらった。

 

 

今日は10時半頃ギャラリーへ。

昨日の分のブログを書いた。

11時過ぎにみんなやってきた。

昼食は近くのスンドゥブ屋。

そして昼食後に李さん高さんとお別れ。

お別れはあっさりした感じだった。

 

15時頃買い物に出かけた。

毎日すごく暑くちょっと外に出るだけですぐに疲れる。

17時頃疲れてギャラリーに戻ってきた。

で今日の分のブログを書いてるとこ。

 

夕食は先生方がうなぎをご馳走してくれるらしい。

 

それにしても最終日の実感が全くわかない。

あしたもまたこの席に座ってこうしてブログを書いてるんじゃないかという気になる。

そしてアニョ~ンとか言いながら手を振ってるんじゃないかと。

 

まだ全然実感わかないけど、

みなさん本当にカムサハムニダ、謝謝、ありがとうございました。

 

 

 

そういえば妻から一つ嫌な報告があった。

リビングのエアコンがぶっ壊れたとのこと。

韓国に到着した日もエアコンが壊れてたし

日本に帰国してもエアコンが壊れてる。

 

あぁそれを思うとますます帰りたくねぇ~。

 

 

 

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7月30日 アーティスト イン レジデンス 31日目 後編

海鮮炒めを食べた後、ホテルに車を置きみんなでバーへと出かけた。

 

李さんが以前来たことがあるバー。

店はかなり広いし、バンドの演奏があった。

フィリピンのバンドで名前は7days bandだったかな。

ステージ正面の席に座った。

しばらくしてバンドの演奏が始まった。

 

僕らの席からテーブルを2つほど挟んだところにいたおじさん達が

かなり盛り上がっていた。

そのうちの4人ぐらいがステージの前で踊りだした。

韓国の人たちはとにかくアツい。

 

大の大人が激しく踊ってる姿を見ていたら我慢が出来なくなり、

おじさん達の中に突っ込んでいった。

いちばん身体がデカイおじさんと胸をぶつけ合いながら激しくダンス。

そして自己紹介。

チョウム ペケッスンミダ(はじめまして)

チョヌン イルボン サラミエヨ(私は日本人です)

あとは適当に。

おじさんもかなりテンションが高かった。

ぐいぐいこっちにやってきた。

僕も負けられないのでがんがん攻めた。

とても楽しかったがかなり疲れた。

 

一曲終わり席に戻った。

コォンゴォン達は大爆笑してた。

 

おじさんは席に戻った後、奥さんらしき人に恥ずかしいからやめろと

何度も腕や背中を叩かれていた。

これは人ごとではないなと思った。

 

そしてもう一曲おじさんと踊った。

つばさちゃんと橋本さんも巻き込んで。

奥さんらしき人はずっと怒ってた(笑)

 

おじさん達が帰るころ僕は席に呼ばれた。

そしておじさんが「お前は面白い奴だから記念にこれをやる」と帽子をかぶせてくれた。

僕も楽しかったと伝えた。

 

帽子をかぶって席に戻るとコォンゴォン達がまた爆笑。

黒いその帽子には「ASAHI」とシルバーの糸で刺繍がしてあった。

「アサヒスーパードライ」のロゴのパクリだ。

 

これは面白すぎた。

とてもいいお土産が出来た。

 

 

おじさん達が帰ったあとお客さんがだいぶ少なくなり、

ちょっと盛り上がりに欠けたので、僕らの後ろに座っていた男性4人組を

巻き込むことにした。

4人とも引き連れてステージのほうに向かうと

レジデンスメンバーも全員踊ってた。

 

なんかすげぇ楽しかった。

 

で僕は帰国2日前にしてようやくニックネームを頂いた。

ふにゃふにゃしたそのダンスからこう名付けられた

 

プルターヌン オジンオッ

(燃えるイカ)

 

 

 

 

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7月30日 アーティスト イン レジデンス 31日目前編

お互いに言葉がうまく伝わっていなかった。

李さんと高さんは明日31日の昼に別の街に行くらしい。

もう一日みんなで一緒に過ごせるというわけだ。ラッキー。

 

今日は10時半頃ギャラリーへ。

午前中に日本に送る荷物の梱包をした。

 

昼食は高さんのリクエストで納豆のスープを食べに行った。

その後車で30分ほどのファン先生のアトリエで写真撮影。

アトリエにエアガンがいくつか置いてあった。

やんちゃな李さんは高さんを撃ちまくってた。

コォンゴォンは軍隊スタイルを橋本さんに熱心に教えてた。

橋本さんは地面に伏せて銃を構えたりしてた。

何も手にする物がなかった僕は何だかよくわからない液体が入った汚いビンを持ってた。

男ってバカだなぁと思った(笑)

 

その後ギャラリーに戻りコォンゴォンからレジデンスの感想等の

軽いインタビューを受けた。どうやらテレビに使われるらしい。

インタビューの最後にコォンゴォンが「お疲れ様でした」を「ごちそうさまでした」と

言い間違えたのがあまりに面白くて爆笑してしまった。

あれで良いのかよくわからないがOKだというので、まぁOKということで。

 

新聞にも僕らの写真が載っていたし、たくさん宣伝して頂いている。

9月のグループ展には多くの人が来てくれたらいいなと思う。

 

インタビューの後に昌原大学に行き井上さんが作業してる教室を見学させてもらった。

コリアンペーパーを使っての作品を作ってた。きれいだし面白かった。

展示しているところも見てみたいなと思った。

 

夕方にみんなでスーパーに行きお土産を買いその後夕飯へ。

海鮮炒めみたいのを食べた。

とても美味しかった。

 

 

・・・そしてここからが長いので今日のブログは前編と後編に分けることにする。

 

つづく

 

 

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番外編3

最初はあまり質問しないほうがいいのかなと思ったが、そうではないらしい。

韓国の男子は軍隊の話をするのが好きみたいだ。

話し出すと止まらなくなる。

シンシンはコォンゴォンが何度も同じ話をするからうんざりだと言っていた(笑)

 

コォンゴォンやケリーから色々話を聞いた。

軍隊での上下関係や軍隊式サッカーの話などすごく面白かった。

 

でも、全ての話は兵役が終わった今だから笑えると言っていた。

当然のことだと思う。

 

強烈な経験はずっと残るし、誰かに話したくなるものだ。

 

僕の人生での強烈な経験はインドで過ごした3ヶ月間だ。

そして韓国でのこの一ヶ月間もそれと同じぐらいに脳みそを刺激した。

 

誰だって悩むし、誰だって傷付く、誰だって笑いたいし、誰だって自分の幸せを望む。

みんな同じなんだけど、みんな違くて。

 

ふぅ~~っ。

一体僕は何を言いたいんでしょう?

 

モルゲッタ(わかりません)

 

個人単位ではこんなにも仲良くいられるのに

国単位になるとなんでギスギスするのだろう?

 

モルゲッタ(わかりません)

 

確実に分かっていることは二つある。

今僕はとても幸せだということ。

そして酒を飲むたびに同じ話を何度もすることになるだろうということ(笑)

 

 

 

 

 

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7月29日 アーティスト イン レジデンス 30日目

10時にタクシーでギャラリーへ。

11時頃に橋本さんがやってきた。

12時過ぎても僕と橋本さんだけだった。

みんなかなりお疲れのようだ。

僕は疲れ知らずというかなんというか、

身体は疲れてるのだが、頭が冴えまくってるから作業せずにはいられなかった。

13時ぐらいにようやくみんな集まり昼食へ。

プルコギとクッパを食べた。

 

昼食後橋本さん達はお土産を買いにデパートへ。

僕は引き続き作業。

で今16時過ぎ。

最後の一点を完成させた。

昌原市に寄贈する大きい作品を含め全部で10点。

色々実験出来たし、作品の質にも満足してる。

ようやく僕の心は満たされた。

 

明日から2日まで李さんと高さんは別の街に滞在するらしい。

そして3日に中国に帰国。

なのでみんなが集まるのは今日で最後。

最後の晩餐はサムギョプサルの予定。

 

帰国の時のことを考えるとなんか寂しい。

出来ることなら、さよなら言わずにホテルから消えてしまいたい。

 

それにしても疲れた。

夕食まで昼寝しま~す。

 

 

 

 

 

 

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